概要
- 米労働省のJOLTSによると、3月の求人件数は686万6000件となり、市場予想の686万件を小幅に上回った。
- 3月の採用は560万件と、前月比で65万5000件増えた。前月の減少分をかなり取り戻し、反発した。
- 専門家は、労働市場指標が金融政策の重要変数であり、雇用の流れが安定すれば、FRBの引き締め姿勢が長期化する可能性も排除できないとみている。
期間別予測トレンドレポート



米労働市場関連の指標は強弱入り交じる内容となった。求人件数は市場予想を小幅に上回り、採用は前月比で増加に転じた。
米労働省が5月5日に発表した雇用動態調査(JOLTS)によると、3月の求人件数は686万6000件だった。市場予想の686万件をわずかに上回った一方、前月の692万2000件からは減少した。
採用件数は560万件と、前月比で65万5000件増えた。前月の減少分をかなり取り戻し、持ち直した。
転職や解雇を含む離職件数全体は540万件と、ほぼ横ばいだった。自発的離職は320万件、解雇・人員整理は190万件と、それぞれ前月並みの水準を保った。
内訳をみると、専門・ビジネスサービスでは求人が減少した半面、金融・保険では増加した。採用は運輸・物流や宿泊・外食など一部のサービス業で増えた。
市場では、求人が減るなかでも採用が反発した点に注目が集まっている。労働市場の減速懸念がくすぶるなかでも、雇用需要が一定程度維持されていることを示すシグナルと受け止められる。
労働市場指標は今後の金融政策の方向性を左右する重要な変数だ。専門家は、雇用の流れが安定的に保たれれば、米連邦準備理事会(FRB)の引き締め姿勢が長引く可能性も排除できないとみている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





