概要
- サイファー・デジタルが1〜3月期に1億1400万ドルの純損失を計上し、前年同期に比べて損失幅が拡大したと明らかにした。
- 同期間のビットコイン採掘収益とビットコイン保有額はいずれも減少した。
- 同社はAIおよびクラウドインフラ、AIデータセンターキャンパス、最大2億ドルの与信枠を基盤に、HPCインフラへの転換を進めている。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン採掘会社のサイファー・デジタル(Cipher Digital)が、2026年1〜3月期の損失を大幅に膨らませた。採掘収益が減るなか、人工知能(AI)インフラ事業への転換を急いでいる。
暗号資産メディアのザ・ブロックが5月5日に伝えたところによると、同社の1〜3月期の純損失は1億1400万ドルだった。前年同期の3900万ドルから2倍超に拡大した。
同期間のビットコイン採掘収益は3500万ドルと、前年同期の4900万ドルから減少した。ビットコイン保有額も7600万ドルに減り、前年の1億2500万ドルを下回った。
同社は採掘中心の事業構造から脱却し、AIとクラウドのインフラ分野への転換を進めている。電力とデータセンター基盤を生かし、高性能計算(HPC)需要を取り込む戦略だ。
タイラー・ページ最高経営責任者(CEO)は、1〜3月期に投資適格級のハイパースケール顧客と3件目となるAIデータセンターキャンパスの賃貸契約を結んだと明らかにした。今後はHPC開発プラットフォームとしての地位確立を目指すと説明した。
同社は最大2億ドルの与信枠も確保した。主要データセンタープロジェクトも計画通り進んでいるという。
採掘会社の間では、収益変動の大きさを和らげるため、AIインフラ事業へ軸足を広げる動きが続いている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





