サムスンSDS、韓国預託決済院のSTOプラットフォーム構築・運営を受注
Suehyeon Lee
期間別予測トレンドレポート



サムスンSDSは5月6日、韓国預託決済院のトークン証券(STO)プラットフォームの構築・運営事業を受注したと発表した。
STOはブロックチェーンを基盤に発行・管理するデジタル証券で、資産を電子的に記録して取引できる仕組みだ。足元では実物資産のトークン化需要が増えており、市場拡大への期待も高まっている。これを受け、韓国預託決済院は電子証券口座体系と分散台帳データを連携させ、STOの発行・管理機能の強化を進めている。
サムスンSDSはこれに先立ち、2024年にSTOの機能分析コンサルティング、2025年にテストベッドプラットフォームの構築を手がけ、関連能力を蓄積してきた。今回の事業では2027年2月を目標に、実際の取引処理と安定したサービス運営に対応できる正式なSTOシステムを構築する計画だ。
具体的には、STOの発行量と流通規模をリアルタイムで把握できる総量管理システムを構築し、取引の透明性を高める。あわせて、ゲートウェイシステムの構築、ブロックチェーンノードの運営・管理体制の整備、分散台帳システムの構成など、ITインフラ全般も整える。
サムスンSDSのイ・ジョンホン戦略マーケティング室副社長は「今回の事業を通じてSTO市場の活性化を支援し、デジタル資産分野の代表事例をつくっていく」と語った。
サムスンSDSは2026年、戦略マーケティング室傘下の金融コンサルティングチームにデジタル資産コンサルティンググループを新設した。同組織はSTOやステーブルコインなど、デジタル資産関連事業の戦略策定と営業を担う。

Suehyeon Lee
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