概要
- 米暗号資産銀行アンカレッジが、人工知能AIエージェント基盤の銀行サービスを始めると明らかにした。
- このサービスは、伝統金融(TradFi)と暗号資産の決済ネットワークに人手を介さずアクセスして資金を移動し、規制順守と監査対応を確保したという。
- マコーリーCEOは、AIエージェント金融が今後10年間で最も重要なトレンドの一つとなり、数兆ドル規模の産業に成長するとの見通しを示した。
期間別予測トレンドレポート



米暗号資産銀行アンカレッジ(Anchorage)が、人工知能(AI)エージェント向けの銀行サービスを始める。
ネイサン・マコーリー最高経営責任者(CEO)はXで、新たなエージェント・バンキング・サービスの開始を明らかにした。AIエージェントが人手を介さず、伝統金融(TradFi)と暗号資産の決済ネットワークにアクセスして資金を移動できるようにする。マコーリーCEOは、機関投資家が財務や決済、資金調達の全般で自動化を試している一方、こうした自動化は人間ではない主体の利用を前提に設計されていないシステムの上に成り立っていると指摘した。
サービスの中核は、AIエージェントに検証可能な身元情報を付与する点にある。あらかじめ設定した支出上限や権限、各種方針も適用する。AIエージェントの取引履歴を追跡する機能も備え、規制順守と監査対応も確保した。
このサービスはグーグル・クラウドとの協業で始めた。グーグル・クラウドは、AIエージェントの探索や交渉、調整を支援する機能を提供する方針だ。
コインテレグラフによると、マコーリーCEOは5月6日に米マイアミで開かれた「Consensus 2026」でも、AIエージェント金融サービスの重要性を訴えた。「AIエージェント金融は今後10年間で最も重要なトレンドの一つになる」と述べ、数兆ドル規模の産業に成長するとの見通しを示した。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





