概要
- モレノDVは、ビットコインのファンド保有量が約127万8000BTCから137万BTCに増え、機関資金が再び流入していると指摘した。
- 一方、イーサリアムのファンド保有量は約593万ETHから580万ETHに減り、機関資金の流入はなお鈍いと述べた。
- 同氏は、ファンド保有量が安定して増加に転じると価格も安値から徐々に回復したとして、機関投資家のポジショニングが市場構造の形成に影響していると分析した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)に機関資金が再び流入している一方、イーサリアム(ETH)への資金流入はなお鈍い。オンチェーン分析企業クリプトクアント(CryptoQuant)への寄稿で、モレノDV(MorenoDV)が5月8日に示した。
モレノDVは「機関資金が暗号資産に再び流入している」としたうえで、「ただ、すべての資産に一様に流れ込んでいるわけではない」と指摘した。
昨年10月の急落後に形成された短期的な底値以降、その差はファンド保有量の推移に鮮明に表れたという。ビットコインのファンド保有量は2月上旬の約127万8000BTCから足元では137万BTCに増えた。純増は9万2000BTC超で、増加率は7.2%だった。
一方、イーサリアムのファンド保有量は同じ期間に約593万ETHから約580万ETHに減った。減少幅は約12万7000ETH、減少率は2.1%だった。
モレノDVは、注目点として保有量と価格の動きの関係を挙げた。両資産とも、価格の回復はファンドのポジショニングの方向と密接に連動したという。ファンド保有量が安定し、再び増加に転じると、価格も急落後の安値圏から徐々に持ち直したと分析した。
さらに、機関投資家のポジショニングは単に価格変動に反応するだけでなく、市場構造の形成にも積極的に影響している可能性があるとした。ビットコインは比較的早く機関投資家の信頼を回復した半面、イーサリアムはなお慎重な動きにとどまるとし、機関資金の見方の違いが反映されていると付け加えた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





