概要
- エリザベス・ウォーレン上院議員は、メタのステーブルコイン導入計画を巡り、事業計画の公表と質問への回答を求めた。
- ウォーレン議員は、メタが第三者のステーブルコインを使った「小規模で集中的な実験」を進めており、これはリブラ計画に続く2度目の試みだと指摘した。
- ウォーレン議員は、メタが「民間の中央銀行」のように機能しかねないと懸念を示し、決済や金融サービス事業の拡大は懐疑的にみるべきだと訴えた。
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エリザベス・ウォーレン米上院議員は、メタのステーブルコイン導入計画を巡り説明を求めた。
米暗号資産メディアのザ・ブロックが5月8日に報じた。ウォーレン議員は最近、メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に送った書簡で、ステーブルコイン関連の事業計画を公表するよう要求した。あわせて、5月20日までに7項目の質問に回答するよう求めたという。
ウォーレン議員は最近の報道を引用し、メタが来年の大規模展開を前に、第三者のステーブルコインを使った「小規模で集中的な実験」を進めていると説明した。今回の実験は、メタにとって2度目のステーブルコイン関連事業になると指摘した。メタは2019年に独自のデジタル通貨構想「リブラ(Libra)」を進めたが、米議会や規制当局の反対を受けて中止した経緯がある。
ウォーレン議員は、リブラ計画が成功していれば、メタは事実上「民間の中央銀行」のように機能した可能性があるとの見方を示した。そのうえで、メタは米国民の個人情報保護より収益性を優先しているとして、決済や金融サービス分野への事業拡大は懐疑的にみるべきだと強調した。
メタは2025年6月、米議会に対し、自社のステーブルコインを発行する計画はないと説明していた。ただ、ウォーレン議員は、第三者の発行体との商業関係や、メタペイ(MetaPay)ウォレットの改編の可能性については明らかにしていないと指摘した。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





