概要
- 5月のわが国輸出額は前年同期比1.3%減少したが、半導体の輸出好調で堅調な実績を示したと産業通商資源部が明らかにした。
- 主要輸出品目のうち半導体、スマートフォン、バイオヘルス、船舶、農水産食品および化粧品などが歴代5月で最高実績を更新したと伝えた。
- 5月の貿易収支は前年同月比20億5,000万ドル増加した69億4,000万ドルの黒字となり、1~5月累積貿易収支も190億ドルの黒字を記録していると明らかにした。
中国・アメリカへの輸出はいずれも8%台減少
自動車輸出は-4.4%を記録したが
EU電気自動車、台湾半導体輸出が好調
農水産物・K化粧品も貢献

わが国の5月輸出額は前年同期間比1.3%減の572億7,000万ドルを記録しました。トランプ関税が本格化する様相ですが、半導体の好調のおかげで比較的健闘したとの分析です。
1日、産業通商資源部は5月の輸出額が572億7,000万ドルでしたと発表しました。稼働日を考慮した1日平均輸出額は前年同期間比わずかに増加した26億6,000万ドルで、今年に入って最も高い水準を記録しました。
5月には15大主要輸出品目のうち5品目の輸出が増加しました。
わが国最大の輸出品目である半導体輸出は、HBMやDDR5など高付加価値製品の需要増加により、過去5月の輸出額として最大規模となる138億ドル(+21.2%)を記録しました。無線通信機器の輸出額はスマートフォン(4億2,000万ドル、+30.0%)が好調で、3.9%増の13億ドルとなりました。コンピュータ(SSD)輸出は2.3%増の11億ドルとなってプラスに転じました。
バイオヘルス輸出額(14億ドル、+4.5%)はバイオ医薬品輸出(9億1,000万ドル、+13.7%)が牽引しました。船舶輸出も前年同期間比4.3%増の22億ドルを記録しました。
対米関税の影響が本格化
自動車輸出は62億ドルで前年同月比4.4%減となりました。対米輸出は関税措置とジョージア新工場の稼働影響により大きく減少しましたが、欧州連合(EU)向け電気自動車輸出が好調で、中古車輸出額(7億ドル、+71.0%)が大幅に増加したことで、輸出額としては4カ月連続で60億ドル以上の良好な実績との分析です。
石油製品および石油化学の輸出額はそれぞれ36億ドル(-20.9%)、32億ドル(-20.8%)でした。トランプ政権発足以降、原油安が続いたことで両品目とも価格が急落し、輸出額が急減している分野です。
主要な輸出品以外では、農水産食品(10億ドル、+5.5%)、化粧品(10億ドル、+9.3%)の輸出額が歴代5月の過去最高を更新しました。電気機器(13億ドル)の輸出も+0.1%増加しました。
中国・アメリカの輸出いずれも減少
対中国輸出は最大輸出品目である半導体と石油化学の輸出減により全体で8.4%減の104億ドルとなりました。アメリカ向け輸出額は8.1%減の100億ドルで、最大輸出品目の自動車輸出減が原因となり、4月に続いて減少が続きました。
ASEAN向け輸出額は半導体輸出が2桁増加したものの、石油製品・石油化学の輸出が急減し、1.3%減の100億ドルを記録しました。EU向け輸出額は自動車、半導体を中心に4.0%増の60億ドルとなりました。
9大主要市場以外にも、わが国主要の半導体輸出先である台湾向け輸出額が前年同期比49.6%増の38億ドルと、歴代5月中で最大を記録し、業績向上に寄与しました。
5月の輸入は5.3%減の503億3,000万ドルでした。その結果、5月の貿易収支は前年同月比20億5,000万ドル増加した69億4,000万ドルの黒字で、1~5月累積貿易収支も前年同期間より42億ドル増の『190億ドル黒字』を記録しています。
安徳辰 産業通商資源部大臣は「半導体・船舶など主要輸出品目と農水産食品・化粧品などK-消費財の輸出好調により、輸出減少率が低い状況」と評価しました。
金大輪/金リアン 記者

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