概要
- クリス・ラーセン リップル取締役会会長が最近、XRPを暗号資産取引所へ大量に移動させたことが伝えられた。
- ラーセン会長が保有するXRPは全体の時価総額の約4.6%に達し、大規模な売却時には価格のボラティリティが高まるとされた。
- 業界ではラーセン会長の売却の可能性が開かれているものの、一部ではXRP価格のさらなる上昇期待が根強いと伝えられている。
暗号資産A to Z
暗号資産取引所へ
1億4000万ドル入金推定
XRP4.6%保有
売却時はボラティリティが高まる見込み

クリス・ラーセン リップル取締役会会長が、最近保有しているXRP(旧リップル)を相次いで暗号資産取引所などへ移動した背景に注目が集まっている。ラーセン会長が近いうちにXRPを売却するのではないかとの見方も出ている。
27日、業界によると、ラーセン会長は今月中旬から最近までに1億7500万ドル(約2400億円)相当のXRPを複数のウォレットアドレスへ送金した。この移動されたXRPの大半は米国の暗号資産取引所Coinbaseなど中央集権型取引所に入金されたことが分かっている。ラーセン会長が最近暗号資産取引所に入金したXRPは1億4000万ドル(約2000億円)と推定されている。
ラーセン会長は2012年にXRP発行元であるリップルを共同設立した。2012年から2016年までリップルの最高経営責任者(CEO)を務めた後、現在は取締役会会長を務めている。ラーセン会長は28億1000万ドル(約3兆9000億円)相当のXRPを保有していると伝えられている。
一部では、ラーセン会長がXRPの売却準備を進めていると見ている。XRP価格の上昇が本格化した直後に大規模な移動が行われたためだ。実際、ラーセン会長が初めて移動を行った今月中旬、XRP価格は今年2月初旬以来約5か月ぶりに3ドルを超えた。業界関係者は「Coinbaseなどの取引所に暗号資産を入金する目的は、実質的に売却以外にほとんどない」と説明した。
ラーセン会長が実際に売却に踏み切れば、XRP価格のボラティリティは高まらざるを得ない。米国の暗号資産専門メディアCointelegraphは「ラーセン会長が保有するXRPは全体の時価総額の約4.6%」として、「この数量が急速に市場に放出される場合、強力な売り圧力を引き起こすだろう」と伝えた。ラーセン会長がすぐにXRPを売却する可能性は高くないと見る声もある。依然としてXRP価格のさらなる上昇を期待する見方が残っているためだ。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul



