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利下げ期待で連れ高…S&P500が再び最高値 [ニューヨーク株式市場ブリーフィング]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 米国の雇用指標の鈍化と 利下げ期待 によりS&P500など主要なニューヨーク株式市場の指数がそろって強含みを記録したと伝えた。
  • 米国の 国債利回りの低下 とサービス業の好調によりリスク資産である株式への買いが流入したと報じた。
  • 特に ハイテク株と一般消費財、金融業種が強含みで、一部銘柄は好業績や大規模投資の影響で大幅に上昇したと伝えた。

ニューヨーク株式市場の主要3指数はそろって強含みで取引を終えた。米国の雇用関連指標が鈍化したことで中央銀行(Fed)が政策金利を引き下げる期待が高まる一方、サービス業の好調が続き楽観ムードが維持された。米国債利回りの低下が続きリスク資産の魅力が高まったことも支えとなった。

4日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比350.06ポイント(0.77%)高の45,621.29で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は53.82ポイント(0.83%)高の6,502.08、ハイテク株中心のナスダック総合指数は209.97ポイント(0.98%)高の21,707.69でそれぞれ取引を終えた。S&P500指数は4営業日ぶりに再び史上最高値を更新した。

この日に発表された米国の雇用指標が市場予想を下回ったことで投資マインドが刺激された。オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告によれば、8月の民間雇用は前月比で54,000人増加した。市場予想の65,000人を下回った。前月の7月の数値が106,000人であったことを考えると増加幅は半減した。

雇用市場が全般に冷却の兆しを示したことで今月の利下げが既定事実視される雰囲気だ。実際、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチ・ツールによれば、フェデラルファンド金利先物市場は9月の政策金利を0.25%ポイント引き下げる確率を99.4%と織り込んでいる。12月までに0.75%ポイント引き下げられる確率も48.4%で、前日終値と比べて5%ポイント上昇した。

ハリス・ファイナンシャル・グループのジェイミー・コックス マネージング・パートナーは「ADPのデータは雇用市場のポジティブな変化の速度がかなり鈍化しているという主張を引き続き裏付けている」と述べ、「Fedは9月の利下げでリスクのバランスを取るだろう」と予想した。

この日のサービス業の好調は株式市場の買い心理を刺激した。取引序盤は小幅高にとどまっていた株価指数は次第に上げ幅を拡大した。8月の供給管理協会(ISM)サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は52.0を記録し、予想の51.0を上回った。

国債利回りが2日連続で低下したこともリスク資産である株式の魅力を際立たせた。ドナルド・トランプ米大統領の関税政策が控訴審で違法と判断された後、財政の不確実性で乱れていた30年物国債利回りは2日間で約0.1%ポイント下落した。

業種別ではユーティリティを除くすべての業種が上昇した。一般消費財は2%を超えて急騰し、金融と資本財(工業)、通信サービスは1%以上上昇した。

時価総額1兆ドル以上の巨大ハイテク企業のうち、アマゾンは4%超上昇した。アマゾンが出資する人工知能(AI)企業Anthropic(アントロピック)が大規模な資金調達に成功した影響とみられる。

米国の衣料品企業アメリカンイーグルは第2四半期の業績が予想を上回ったことで38%急騰した。ファッション企業ギャップは化粧品関連事業に拡大すると発表した後、6%上昇した。

一方、米国のクラウドソフトウェア企業セールスフォースは第3四半期の業績見通しが市場の期待に届かなかったことで4%超下落した。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ・インデックス(VIX)は1.05ポイント(6.42%)下落して15.30を記録した。

コ・ジョンサム ハンギョン・ドットコム記者 jsk@hankyung.com

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