'0.25%引き下げ'期待の中、FOMC開始、リサ・クックとマイロン同時出席

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 今回のFOMC会合で 基準金利 0.25%p 引き下げ が確実視され、金利が4.00~4.25%の範囲に下がる見通しだと伝えた。
  • 連邦準備理事会にはリサ・クック理事が裁判所の判決で復帰し、スティーブン・マイロン新任理事が正式に就任して通貨政策の決定に影響を及ぼすだろうと伝えた。
  • 市場は 利下げ の追加可能性やクック事件などが 通貨政策の方向 に及ぼす影響に注目していると伝えた。

基準金利 0.25%p 引き下げが確実視

クックは控訴で解任停止され、マイロンは上院承認

米国現地時間の16日と17日の両日、米連邦準備制度の連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。

今回の会合は昨年12月以来初めて25ベーシスポイント(1bp=0.01%)の基準金利引き下げが予想されている。この場合、フェデラルファンド金利は4.00%~4.25%の範囲に下がる。

今回の会合にはまた、トランプ大統領が解任したが裁判所の判決で復帰するリサ・クック理事と、上院で承認されたスティーブン・マイロン ホワイトハウス経済諮問委員会委員長が同時に出席する。

ワシントン連邦控訴裁判所は前日、2対1の判決でリサ・クック連邦準備理事がトランプ大統領の解任の試みに関する訴訟を進める間は解任できないと決定した。控訴裁判所はトランプの解任が憲法上要求される適正手続きを経ていないという主張でクックが勝訴する可能性が高いと判断した。

しかし裁判官らはこの事件の核心争点である大統領が連邦準備理事を解任できる「理由」が何であるかについては言及しなかった。

連邦準備制度は裁判所の判決に従うと表明しており、それによりリサ・クック理事は今回の会合に出席できるようになった。

それにもかかわらず、連邦準備制度はホワイトハウスが通貨政策を左右しようとする圧力に直面している。スティーブン・マイロン ホワイトハウス経済諮問委員会委員長が新たに理事として参加したためだ。マイロン委員長は前日に上院で48対47で承認され、連邦準備理事会に正式に就任した。

これにより連邦準備理事会の7名の理事のうち共和党が指名した理事は既存のクリストファー・ウォルシュ理事とミシェル・ボウマン理事にマイロンを加え3名になった。

連邦準備制度は市場の予想どおりフェデラルファンド金利を0.25%ポイント引き下げて4.00~4.25%の範囲にすると見られている。これはトランプ大統領やスコット・ベッセントのような政府関係者が望むほどの大幅な利下げではない。

しかし急速に悪化した労働市場環境などにより、今年残る期間にどれだけ利下げを行うかの手掛かりを示すドットプロットやパウエルの経済見通しに関する記者会見で追加利下げへの期待は高まっている。

金融市場の関心はクック事件の余波が連邦準備制度と通貨政策の方向に及ぼす影響にさらに向かっている。

ロイターによれば、マイロンの職務遂行のやり方はトランプ政権の中央銀行に対する計画を示す良い例になり得る。

8月初めに突然辞任したアドリアナ・クグラーの残任期間である来年1月31日までの任期を満了するマイロンは、通貨政策や連邦準備制度の運営改善の方向、経済状況に関する発言を通じて大きな影響力を行使する可能性がある。

それでも連邦準備制度の会合参加者らは雇用市場の減速と依然として連邦準備制度の目標である2%を上回るインフレに集中する見込みだ。

アナリストらは先月のジャクソンホール会議で既にジェローム・パウエル議長が言及したこともあり、今回の会合でほとんどのFOMC参加者が利下げに同意すると予想している

キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com

publisher img

Korea Economic Daily

hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.
この記事、どう思いましたか?