米シャットダウンのカウントダウンが早まった…下院可決の予算案、上院で頓挫

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 米連邦議会で暫定予算案の処理が失敗し、連邦政府のシャットダウンの可能性が高まったと伝えた。
  • 両党の意見対立で下院と上院の双方で予算案が否決され、10月1日からシャットダウンが避けられないと伝えた。
  • 議会の休会と採決中止によりシャットダウン対応の時間が逼迫し、投資家は政治リスクに注意すべきだと伝えた。

下院案も、民主党案もいずれも否決…来月1日シャットダウン秒読み

議会は1週間の休会に入る…共和党、29~30日の採決も中止

米連邦議会で暫定予算案の処理が失敗し、連邦政府のシャットダウン(一時的業務停止)の可能性が高まった。下院を通過した暫定予算案が上院で否決されたためだ。

下院は19日(現地時間)の本会議で来たる11月21日まで現行の連邦政府支出を維持する短期支出法案を賛成217票、反対212票で可決した。

来年会計年度(2025年10月~2026年9月)の予算を巡り共和・民主両党の意見が大きく対立する中、シャットダウンを避けるための暫定措置だった。今月30日までに予算案が処理されなければ10月1日からシャットダウンが避けられないため、期限を延ばして時間を稼ごうという趣旨だ。

しかし、共和党主導で下院を通過した当該法案は上院で賛成44票、反対48票で否決された。ジョン・フェッターマン(ペンシルベニア)議員を除く民主党議員全員が反対票を投じた。

共和党内でも当該法案がジョー・バイデン前政権の支出を延長するものだと主張してきたランド・ポール(ケンタッキー)議員と、今年初めにドナルド・トランプ大統領が署名したメディケイド削減案に懸念を示してきたリサ・マーカウスキー(アラスカ)議員が反対した。

上院はまた、シャットダウン回避の期限を10月31日までとし、今年期限切れとなるオバマケアの補助金を延長する内容を含む民主党主導の暫定予算案も採決にかけたが、これも共和党議員の反対で否決された。

一方、連邦議会はこの日午後から1週間の休会に入った。日程がそのまま維持されれば復帰後にシャットダウンを阻止する時間は逼迫する。ジョン・テューン(サウスダコタ)共和党上院院内総務は上院が早期に復帰する可能性は「小さい」と述べた。

共和党下院指導部は予算案の締め切りである今月30日まで復帰しないよう指示を出し、29日と30日に予定されていた採決も中止した。米国の政治専門メディアThe Hillは「(共和党主導で)下院が可決した暫定予算案の再検討か政府シャットダウンのどちらかを選べという最後通牒を出したものだ」と評した。

チャック・シューマー(ニューヨーク)民主党上院院内総務は「暫定予算案の可決には民主党の票が必要なのに共和党が交渉を拒んでいる」とし、「シャットダウン事態が発生すればその責任は共和党にある」と批判した。

イム・ダヨン記者 allopen@hankyung.com

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