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S&P500、3日連続の上昇にブレーキ…AIの熱気が冷め下落 [ニューヨーク株式市場モーニングブリーフィング]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • S&P500指数が最近の連続上昇を止め、エヌビディアオラクルなど主要なAI関連株が急落したと伝えた。
  • ジェローム・パウエルFRB議長が株価の割高利下げの道筋の不確実性に言及し、投資家の懸念が高まったと伝えた。
  • 投資家は個人消費支出(PCE)物価指数の発表と連邦政府のシャットダウンの可能性など今後の市場変数に神経をとがらせていると伝えた。

エヌビディア・オラクル急落、投資構造・エネルギー需給の懸念

パウエル "株価はかなり割高だ(fairly highly valued)"…利下げの道筋は不確実

PCE指標・シャットダウンの可能性に投資家が注目

S&P500指数の最近の連続上昇にブレーキがかかった。人工知能(AI)ラリーの持続可能性への疑問が投資家を不安にさせたためだ。

23日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でダウ工業株30種平均は前日比88.76ポイント(0.19%)安の46,292.78で取引を終えた。S&P500指数は前日比36.83ポイント(0.55%)安の6,656.92、ナスダック総合指数は215.50ポイント(0.95%)安の22,573.47で取引を終えた。

この日はエヌビディアの株価は前日比2.8%下落した。前日にOpenAIへの1000億ドル投資の発表で株価と株式市場全体が大幅に上昇したが、1日で方向を変えた。CNBCは "一部の投資家は今回の投資構造がドットコム・バブル時の顧客-供給者関係と類似していると指摘した" とし、"別の投資家は両大手AI企業の成長計画を支えるための十分なエネルギーが確保できるか疑問を呈した" と伝えた。

オラクルの下げ幅はさらに大きかった。直近3か月間の楽観的なAI売上見通しのおかげで株価が50%以上急騰していたが、この日は4.4%下落した。

D.A. Davidsonのテクノロジーリサーチ責任者ギル・ルリアは "エヌビディアのOpenAI投資のニュースは当初は好意的に受け止められたが、ほどなく投資家はエヌビディアが事実上 '最後の残された投資家' である可能性があることに気づいた" と述べ、"OpenAIは負担できる範囲をはるかに超える約束をした可能性があり、エヌビディアだけがそれを支える唯一の株式投資家だったかもしれない" と語った。

ジェローム・パウエル米国中央銀行(Fed)議長はこの日 "株価はかなり割高だ(fairly highly valued)" と述べ、バリュエーションへの懸念を強調した。彼はまた利下げの道筋が明確でなく '挑戦的な状況' だと述べた。

ただし市場全体の下落幅は限定的だった。中小型株指数であるラッセル2000は取引中に史上最高値を更新し、先週のFedの利下げ期待を反映したが、結局0.2%安で取引を終えた。

投資家は26日に発表される予定の個人消費支出(PCE)物価指数を待っている。これはFedが最も重視する物価指標だ。投資家はまた、9月30日の連邦政府資金の期限を前にシャットダウンの可能性にも注視している。上院は先週、共和・民主両党の暫定資金調達案のいずれも否決した。この日トランプ大統領が議会の民主党指導部との予定していた会合を中止し、"生産的な会合にはならない" と述べ、不確実性を高めた。

ニューヨーク=朴信英 特派員 nyusos@hankyung.com

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