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米国株、AI投資への楽観論で小幅上昇で取引開始

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 中国のアリババがAI投資拡大エヌビディアの上昇試みで米国株のハイテク株が小幅上昇したと伝えた。
  • アリババの米国預託証券(ADR)がAI投資およびエヌビディア製品の統合発表で8.8%急騰したと伝えた。
  • 専門家はAI投資サイクルの初期段階であるため楽観的な見通しが続く一方、相場の強気の中でポートフォリオのヘッジの必要性も強調したと伝えた。

アリババの投資拡大で再び楽観論がよみがえる

中国のアリババがAI投資を拡大しAIに対する楽観論が強まり、エヌビディアも反発を試みたことで米国株のハイテク株も再び上昇基調を示した。

米国東部標準時の午前10時にS&P500とナスダック総合はそれぞれ前日比0.2 %上昇した。ナスダック総合も0.2%上昇した。

10年物国債利回りは2ベーシスポイント(1bp=0.01%)上昇し4.135%を記録した。2年物国債利回りも3.59%で2ベーシスポイント高くなった。

前日にジェローム・パウエル連邦準備制度理事会議長が労働市場とインフレ見通しの双方がリスクに直面しており "リスクのない道はない" と述べた。 また "株価はかなり過大評価されている" とも述べ、株価下落と債券利回り上昇を招いた。

最高値を更新していた現物の金価格はこの日は前日と同様にオンス当たり3,750ドル前後で取引された。ブルームバーグ・ドル現物指数は0.5%上昇した。

エヌビディアはこの日、前日の下落分を取り戻して上昇に転じようとしている。前日の下落はエヌビディアとオープンAIのパートナーシップを受けたAI循環的投資への懸念が高まったことから生じた。

米国最大のメモリーチップ企業マイクロン・テクノロジーは前日取引終了後の決算発表で今期見通しを上方修正したにもかかわらず、株価は2%下落した。

アリババの米国預託証券(ADR)はこの日、アリババがAI投資を当初計画より拡大し、自社のクラウドプラットフォームにエヌビディア製品を統合すると発表して8.8%急騰した。4年前にアリババ株を整理していたキャシー・ウッド率いるアーク・インベストメントが2日前から再びアリババ株を組み入れ始めたことも投資心理に影響を与えた。

トランプ政権がカナダの企業リチウム・アメリカス(LAC)の米エネルギー省向け23億ドル規模の融資条件再交渉で10%の出資を進めているとの報道を受け、この同社の株価はなんと90%以上急騰した。

ウェルズ・ファーゴの最高株式ストラテジスト、クォン・オソンはCNBCのインタビューで "今はAI投資サイクルの初期段階だ" として楽観的見通しを維持した。彼は現状の相場がバブルではないとし "テックバブル崩壊後もナスダック指数が全般的に好成績だったのはS&P 500指数に対してナスダックのファンダメンタルズがより良かったからだ" と指摘した。

JPモルガン・チェースのアナリスト、アンドリュー・タイラーは "この強気相場を崩す要因についての幾度かの会話で最も印象に残った回答は小惑星の地球衝突だという答えだった" と述べた。

野村証券インターナショナルのチャーリー・マッケリゴットは、しかし相場の強気を予想する人が増えるにつれポートフォリオのヘッジを続けるべきだと指摘した。彼はAIに対する熱狂が懐疑論者をより高値で株を買う側に転換させる好循環のように作用し、むしろ株式の下落リスクを高めると述べた。

パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソンは "強い上昇トレンドはまだ終わっていないが、基礎的なモメンタムは弱まっている" と指摘した。

キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com

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