概要
- 米国政府のシャットダウン懸念で主要3指数が下落して始まったと伝えた。
- 労働市場の弱まりと経済指標発表の遅延は投資家の不確実性を増幅させる可能性があると伝えた。
- エヌビディアやメタなど一部のAI関連株は強含みだったが、全体的な市場の変動性は拡大したと伝えた。
主要3指数下落、金価格の上昇が止まる

米国政府のシャットダウン(一時的な業務停止)の可能性が高まる中、30日(現地時間)ニューヨーク株式市場は小幅安で始まった。
金価格の記録的な上昇は止まり、ドルの価値は乱高下した。
東部標準時の午前10時にS&P500は0.18%、ナスダックは0.26%下落した。ダウ平均は0.1%未満の下げ圏で推移している。
連邦政府のシャットダウン懸念で連日上昇していたスポット金はこの日は0.4%下落し、オンス当たり3,818ドルを記録した。午前早くに乱高下したブルームバーグ・ドル現物指数は前日とほぼ同水準だ。
10年物国債利回りは2ベーシスポイント(1bp=0.01%)低下して4.119%を記録し、2年物国債利回りは3bp下がって3.602%となった。
一般に米連邦政府のシャットダウンは市場に大きな影響を与えないが、今回は雇用市場が鈍化する中でスタグフレーションのリスクが潜んでおり異なる可能性がある。加えてトランプ大統領がシャットダウン時に連邦政府の数千人の労働者を解雇すると牽制していることも経済的影響を拡大させ得る。
政府閉鎖はまた格付け機関が、5月にムーディーズが米国の格付けを引き下げたように、米国の信用格付けを再検討するきっかけにもなり得る。
労働省もシャットダウンになれば金曜日に発表される予定だった9月の非農業部門雇用者数の報告が発表されないと明らかにした。これは連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを継続するために不可欠な経済指標だ。
野村の先進市場チーフエコノミストのデイビッド・セイフはブルームバーグTVのインタビューで「それでもデータが少なければFRBがドットプロットから逸脱する理由は減る」と述べた。ドットプロットは10月に25bpの利下げを示唆していた。
ナティクシス・インベストメントのシニア・ポートフォリオ・ストラテジストのジャック・ジャナシェヴィッツは「投資家が労働市場の弱まりを意識し、関税のインフレリスクもある状況で経済指標の発表が先送りされれば不確実性が増幅される」と述べた。「不確実性が高まると金融市場の変動性が大きくなることが多い」と指摘した。
それでも9月の終わりにかけて主要な米国株式市場は依然として史上最高値付近にとどまっている。過去5年間の9月の月平均は4.2%下落したが、今月に入りS&P500は3%上昇した。ダウは1.7%、ナスダックは4.9%大きく上昇した。
この日、コアウィーブ(CRWV)はメタ(META)向けに142億ドル規模のAIインフラ構築に関する契約を発表した。寄り付き直後に14%以上急騰し、140ドルで取引されている。
エヌビディアは前日に続きこの日も1%上昇し、インテルは2.6%下落した。前日に急騰したエレクトロニック・アーツはこの日に下落に転じた。テスラは今期の納車台数が増加したと見込まれ、キャナコードが目標株価を引き上げたが、株価は1%下落した。
キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com

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