中国、歴代級のデフレ継続…9月の消費者物価 0.3↓

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 中国の 消費者物価指数(CPI)生産者物価指数(PPI) がそれぞれ 0.3%, 2.3% 下落しデフレ圧力が持続していると伝えた。
  • 食品とエネルギー価格の下落が CPI 下落の主な原因で、特に豚肉・野菜など主要品目の価格が大幅に下落したと述べた。
  • ブルームバーグは中国のデフレが9月にやや緩和したものの、それでも1970年代以降で最長の 物価下落 局面が続いていると評価した。

CPI PPI 下落傾向続く

1970年代以降で最長の下落傾向

中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は下落傾向を続けている。政府の積極的な介入にもかかわらずデフレーション(景気低迷下の物価下落)の圧力は解消されていないが、当局は物価下落が緩和しており、ゆっくりながら経済が回復していると見ている。

15日、中国国家統計局によると9月のCPIは前年同月比で0.3%下落した。これは前月(0.4%下落)に続き2か月連続でマイナス物価を記録したもので、ロイター通信が集計した市場見通し(0.2%下落)より下落率が大きかった。

前月比では0.1%の上昇にとどまり、ロイター見通し(0.2%上昇)を下回った。CPIの下落は食品・エネルギー分野が主導した。

食品価格は前年同月比で4.4%急落し、品目別では豚肉・野菜・卵・果物がそれぞれ17.0%、13.7%、13.5%、4.2%下落したと集計された。エネルギー価格は前年同月比で2.7%下落した。

9月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で2.3%下落し、ロイター見通し(2.3%下落)に一致した。中国のPPIは2022年10月から36か月連続でマイナスを記録している。ただし9月の落ち幅は8月(2.9%下落)より縮小した。

当局は中国経済が緩やかな回復局面に入っていると解釈した。ドン・リジュアン首席統計官は「CPIが下落を維持した主な原因は基数効果だ」と述べ、「食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは5か月連続で上昇しており、安定した流れを示している」と説明した。PPIについては「マクロ政策の効果が徐々に現れており、前向きな変化を示している」と述べた。

これについてブルームバーグは「中国のデフレーションは9月に入りやや緩和したが、それでも1970年代後半の市場改革以降で最長の物価下落局面が続いている」と評価した。

ドナルド・トランプ米政権の高率関税政策のため世界がインフレ懸念に直面する一方で、中国は需要低迷や業界の過度な価格競争の影響などでデフレ圧力にさらされている。

さらに不動産市場の沈滞も5年以上続いており、消費者心理に悪影響を与えている。中国政府は今年3月に消費者物価上昇率の目標を2%程度に下げたが、今年に入って大部分の期間で中国の消費者物価は横ばいか下落している。

チェ・マンス記者 bebop@hankyung.com

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