概要
- スコット・ベセント米国財務長官は、韓米 関税交渉 が10日以内に何らかの結果を出すだろうと述べました。
- 韓国側は 3,500億ドル規模の一時的投資 が為替市場に与える影響などを理由に、投資をファンド形式など順当に調整することを望んでいると伝えられました。
- 米国と韓国の双方が交渉の 妥結が間近 であるというシグナルを送っており、投資の方法と規模が最終的な鍵になると述べられました。

米国側は今後10日以内、つまりAPEC首脳会議の前に関税交渉について何らかの結果が出るだろうと明らかにしました。きょうスコット・ベセント米国財務長官が記者らにこのように述べたもので、現場では相当緊迫した議論が進行中の状況です。
韓国側で関税交渉を主導してきた4人組、ク・ユンチョル経済副首相、キム・ジョングァン産業部長官、キム・ヨンボム政策室長、ヨ・ハング通商本部長は相次いでワシントンを訪れ、関税交渉の最終仕上げ作業に拍車をかける予定です。
キム・ヨンボム室長が登場したのは、この交渉の最終調整のためである可能性が高く、妥結が間近であることの兆しと読めます。サムスン、SK、現代自動車、LGなどの4大グループの総帥らも今週マララゴ・リゾートで開かれる投資誘致行事に出席する予定で、こうした点も両国間の交渉に好意的に作用すると考えられます。
ク副首相は出国前に記者らに対しベセント長官と何度も会うだろうと述べていましたが、前もって米国は韓国側の外貨問題などを考慮した投資代案を韓国側に提示したと伝えられています。韓国の交渉チームもこの内容を基に相手側にカウンターオファーを出すと見込まれます。
米国側も交渉妥結が近いという点に同意しています。スコット・ベセント米国財務長官はきょうCNBCの番組とのインタビューで、現在中国を除いて最も集中している貿易交渉は何かという質問に対し「韓国との交渉はほぼ終盤だ」と答えました。
司会者が投資部分について整理されていない点があるのではないかと問うと、ベセント長官は「細部に問題はあるが、詳細を調整している」と説明しました。
特に韓国は3,500億ドルを一時的に投資することが為替市場に与える影響を懸念していましたね。この問題について両者の意見はかなり寄せられたように見えます。
先ほど申し上げた10日以内に結果が出るという発言は、ベセント長官がきょう財務省で一部の記者と会った際の発言で、韓国が大規模なドル投資を行うことに困難を感じており、このため無制限の通貨スワップを要請した点について質問が出ました。するとベセント長官は「見方の違いは解決できると確信している」と述べ、「現在協議中で、今後10日以内に何らかの結果が出ることを期待している」と明らかにしました。
ただし財務省が通貨スワップの主体ではなくFRB(連邦準備制度理事会)の役割だとして、自分がFRB議長だったなら韓国はシンガポールと同様に通貨スワップをしていただろうとも述べました。実際、シンガポールは韓国のようにコロナ時に一時的に小規模な通貨スワップを行ったため無制限の通貨スワップとは性格が異なりますが、それでもベセント長官が韓国の外貨準備高に対する敏感さを理解している点は確認できました。
問題は中身です。3,500億ドルをドルではなくウォンで投資するとしても、このような大規模な金額を一時に投資するということ自体が事実上不可能に近いため、我々としては少しゆっくり、そしてファンド形式で順当に投資することを望んでいます。この点で最終的な成果物がどうなるかが交渉妥結の鍵になると見込まれます。
ワシントン=イ・サンウン特派員 selee@hankyung.com

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