概要
- IMFは2030年の日本の名目GDPが5兆1198億ドルで世界6位に下落すると予測した。
- 日本経済は貿易赤字と実体経済の弱化、そして円の価値の下落によりドル換算のGDPが減少する傾向にあると述べた。
- このため日本は2030年にインドと英国の両方に抜かれる見通しだと伝えた。
落ちる日本経済…5年後には英国にも抜かれ世界6位
IMF 世界経済見通し
2030年 日本の名目GDP
5兆1198億ドルで6位
来年インドに抜かれ5位に下落
5年後には英国にも追い抜かれる
貿易赤字、実体経済の弱化

日本経済が2030年にインド、英国にも抜かれて世界6位に落ちるとの見通しが出た。
16日、読売新聞によると、国際通貨基金(IMF)が14日に発表した『世界経済見通し』で、2030年の日本の名目国内総生産(GDP)は5兆1198億ドルになると推計された。5年後には米国、中国、インド、ドイツ、英国に次いで6位に落ちるとの見通しだ。
日本の名目GDPの順位は2022年までは米国、中国に次いで3位だった。しかし2023年にドイツに追い抜かれて4位に下がった。来年はインド(4兆5056億ドル)に抜かれて5位に、2030年には英国(5兆1997億ドル)にも追い抜かれて6位に落ちると見込まれている。
インドは世界で最も多い14億人を超える人口を有する。旺盛な個人消費と内需を取り込もうとする企業の設備投資に支えられ、高成長を続けている。IMFによれば物価の影響を除いたインドの実質経済成長率は2026年以降、年率6%台を維持する見通しだ。2029年にはドイツも抜いて世界3位に浮上すると予想される。
英国の人口は約6900万人で日本の半分程度だ。しかし移民により今後人口は増え続けると見込まれている。IMFによれば、2026年以降の英国の実質経済成長率は年率1.3~1.5%で、日本(年率0.5~0.6%)を上回る。
名目GDPは物価上昇率に加えドル換算して国際比較を行うため為替も影響する。タカヤマ・タケシ(ニッセイ基礎研究所主任研究員)は「日本は新型コロナ禍以降、円の価値が大きく下落し、ドル換算のGDPが約30%減少した」と述べ、「貿易赤字が続き、実体経済も他国より弱くなっている」と指摘した。
東京=キム・イルギュ特派員

Korea Economic Daily
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