概要
- 米国のプライベートクレジット市場の不良懸念により、安全資産である米国債と金に投資家が殺到していると伝えた。
- 10年物の米国債利回りが年内最低の3%台に低下し、投資家の避難先の役割を果たしていると伝えた。
- 金価格はトロイオンス当たり4300ドルを突破し史上最高値を更新、今年の上昇率は65%%に達すると伝えた。
金価格、トロイオンス当たり4300ドル突破
米国債利回りは年 3%台に

米国のプライベートクレジット市場の不良懸念が高まる中、安全資産である10年物米国債利回りは年3%台に低下した。金価格はトロイオンス当たり4300ドルを超え、再び史上最高値を更新した。
17日、金融情報サイト・インベスティングドットコムによれば、この日午後3時時点で10年物米国債利回りは年3.945%を記録した。前日より0.81%低下した。米国が相互関税を発表した今年4月に年4.5%台まで上昇していた金利が4%を下回った格好だ。年内最低水準である。
ブルームバーグ通信は「最近の貸出不良懸念で米国の銀行株が下落すると、投資家が安全資産である米国債を求め、債券利回りが低下した」と分析した。一部の米金融会社がプライベートクレジットを通じて資金支援した自動車部品会社が破産するなど損失が拡大し、シリコンバレー銀行(SVB)の事態が再来するのではないかとの懸念が高まっている。
米投資運用会社ヴァンエック・アソシエイツのアンナウ資産戦略家は「米金融界の信用悪化で不確実性が高まり、やや突然の反応が現れた」と述べ、「今回の米国債ラリーは投資家が避難先を探しているものだ」と語った。
最近の米国債価格上昇は、米連邦政府のシャットダウン(業務停止)が長期化し景気減速懸念が高まった影響もある。米連邦準備制度理事会(Fed)の追加利下げの可能性がより浮上した。過去にもシャットダウンの長期化は国債利回りを押し下げる要因となった。2018年に1か月を超えて続いたシャットダウンの際、10年物米国債利回りは約0.5%ポイント低下した。
代表的な安全資産とされる金価格も上昇を続けた。ロイター通信によれば、米東部時間基準の16日、金の現物価格は一時前取引比2.6%以上上昇し、トロイオンス当たり4318.75ドルまで上昇して史上最高値を更新した。ニューヨーク商品取引所での12月受渡分の金先物価格も2.5%上昇し、トロイオンス当たり4304.60ドルで引けた。この日は史上最高値の4335ドルまで上昇した後に若干下落した。ブルームバーグは2020年以降で最大の週間上昇率だと伝えた。今年の金価格の上昇率は65%に達する。
キム・ジュワン記者 kjwan@hankyung.com

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