コスピが取引中に初めて3950ラインに「タッチ」…「サチョンピ」目前に迫る

コスピ指数は取引中に史上初めて3950ラインを突破し、「サチョンピ」（コスピ4000）に接近した。

韓国取引所によると、24日のコスピ指数は前日比96.03ポイント（2.5%）上昇して3941.59で取引を終えた。

外国人と機関の資金が「両輪」で大量に流入した。有価証券市場で外国人と機関はそれぞれ5,755億ウォン、1兆4,054億ウォンの買い越しとなった。個人だけは2兆3億ウォンを売り越した。

有価証券市場ではサムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ2.38%、6.58%急騰した。これら銘柄の強さは、米国の人工知能(AI)半導体企業の好業績の影響とみられる。インテルはこの日の取引終了後、3四半期の売上高が専門家予想を大きく上回る136億5,000万ドルを記録したと発表した。インテルは決算発表後の時間外取引で7%超急騰した。

この日のサムスン電子とサムスン電子優先株の終値基準時価総額は584兆8,602億ウォン、63兆5,644億ウォンだった。SKハイニックスの時価総額は371兆2,812億ウォンだった。これら3銘柄の合計は1,019兆7,058億ウォンとなり、この日、サムスン電子とSKハイニックスという二大半導体主力株の合算時価総額が1,000兆ウォンを初めて超えた。

コスダック指数は11.05ポイント（1.27%）上昇して883.08で取引を終えた。

機関が1,586億ウォンの純買いを、個人と外国人はそれぞれ1,109億ウォン、383億ウォンの純売りをした。

主力株アルテオジェンは1.55%下落した。エコプロビエムとエコプロはそれぞれ8%上昇した。これらの銘柄を含め、二次電池関連株は今月に入って急騰ラリーを続けている。クラシスは南米のエネルギー基盤の美容医療機器会社の買収報道を受けて12%台の急騰となった。

SAMGエンタは20%超急騰した。ブラックピンクのリサがキャラクター「ハチュピン」のグリップトックグッズ（企画商品）を使用している写真が前日にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で公開されたことが影響したとみられる。SAMGエンタは「ティニピング」の製作会社で、ハチュピンはティニピングシリーズに登場する人気キャラクターだ。

ソウル外国為替市場で午後3時30分時点のウォン・ドル為替レートは2.5ウォン下落し1437.1ウォンを記録した。

シン・ミンギョン ハンギョン・ドットコム記者 radio@hankyung.com