ガザ 停戦から19日で '危機'…ベンヤミン・ネタニヤフ、空爆再開を命令

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • イスラエルがハマスの停戦合意違反を理由にガザ地区で軍事作戦を再開したと伝えられた。
  • 米国はイスラエルの空爆にもかかわらず 停戦 は依然有効だという立場を示した。
  • 中東情勢の不安が深まったことで投資市場で リスク要因 が再び浮上したと評価した。

'人質·遺体引き渡しの遅延' を名目に

軍に攻撃を指示…26名死亡

トランプは "停戦は依然有効"

写真=Tomas Ragina /シャッターストック
写真=Tomas Ragina /シャッターストック

イスラエルはパレスチナ武装組織ハマスの停戦合意違反を理由にガザ地区で軍事作戦を再開した。米国は停戦の破棄ではないと線を引いたが、中東情勢の不安が再び高まっているとの懸念が出ている。

イスラエル首相府は28日(現地時間)声明を発表し「ベンヤミン・ネタニヤフ首相がガザ地区に即時かつ強力な攻撃を行うよう軍に指示した」と明らかにした。今回の空爆で少なくとも26人が死亡したと伝えられている。首相府は攻撃の具体的な理由を説明しなかった。

ロイター通信はイスラエル軍関係者の発言を引用し「ハマスがイスラエルが管理している地域でイスラエル軍を攻撃し、停戦協定に違反した」と伝えた。イスラエルは19日にもハマスがガザ地区南部ラファ地域でイスラエル軍に向けて銃撃を行ったとして、ハマスの拠点施設を攻撃した。

イスラエルはハマスが遺体の引き渡しを意図的に遅らせているとの立場だ。前日にハマスが追加で引き渡した遺体1体の身元が2023年に既に回収された人質の一部の身体であることが確認された。タイムズ・オブ・イスラエルによれば、イスラエル軍は「ハマスが遺体の一部を建物の外に移し、あらかじめ掘っておいた穴に埋め、その後国際赤十字の前で遺体を初めて発見したふりをした」として、当該場面を含むドローン映像を公開した。これに対しハマスは「イスラエルが攻撃を拡大するために事実を捏造しようとしている」と主張した。当日予定していた追加の遺体引き渡しは延期すると発表した。

今回の空爆はドナルド・トランプ米大統領の仲介で両者が今月9日に停戦に合意してから19日目に起きた。ロイター通信などはガザ地区の和平合意が試練にさらされていると評価した。トランプ大統領はイスラエルのガザ地区への空爆について停戦の破棄ではないという立場だ。彼は29日、ソウルへ向かう大統領専用機の中で「停戦が危うくなる理由は全くない」と述べ、「ハマスは中東和平のごく一部に過ぎないという点を理解すべきだ」と語った。トランプ大統領はイスラエルの武力行使を擁護し、「(ハマスが)イスラエルの兵士を殺したので、イスラエルが反撃したのだ」と強調した。J.D.ヴァンス米副大統領も米議会で「停戦は依然有効だ」と述べた。続けて「イスラエルが対応することは予想されるが、それでもトランプ大統領の和平は続く」と付け加えた。

ハン・ミョンヒョン記者 wise@hankyung.com

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