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"来月ETFが7本出る"…期待高まるXRP

JOON HYOUNG LEE

概要

  • 米SECに係留中のXRP現物ETFの承認申請が9件に上り、早ければ来月、最大7件のETFが承認される可能性があると報じられている。
  • XRP現物ETFが上場した場合、数十億ドル規模の新規資金流入が予想され、機関投資家の取引もすでに加速していると伝えた。
  • ETFの上場による現物需要の増加でXRPの価格上昇圧力が強まるとの分析が出ている。

XRP 現物ETF 承認目前

米SECに9件が係留中

業界「事実上時間の問題」

数十億ドルの新規流入見込み

"機関の取引は既に加速している"

写真=alfernec/シャッターストック
写真=alfernec/シャッターストック

早ければ来月、米国で最大7つのエックスアールピー(XRP)現物上場投資信託(ETF)が承認される見通しだ。ETFの上場が間近なため、XRPの価格上昇モメンタムも大きくなっているという分析だ。

29日、業界によると同日基準で米国証券取引委員会(SEC)に係留中のXRP現物ETF承認申請は9件だ。このうち審査期限が年内に設定されているETFはグレースケール XRP ETF、21シェアーズ コア XRP トラスト、ビットワイズ XRP ETFなど7件だ。いずれも昨年末から今年初めにかけてSECに承認申請が提出されたETFだ。

ETF 約90件の審査中断

当初、SECは今月までに合計6件のXRP現物ETFの審査を完了する計画だった。しかし、米連邦政府のシャットダウン(一時的な業務停止)の影響でSEC職員の約90%が休職に入り、進捗が乱れた。現在、SECは暗号資産ETFの申請書約90件の審査を中断していると伝えられている。暗号資産専門メディアのコインデスクは「上場取引商品(ETP)や新規株式公開(IPO)の承認などSEC業務の中断は長期的に当該分野に悪影響を及ぼす可能性がある」と伝えた。

ただ、業界ではXRP現物ETFの承認は時間の問題だと見ている。ドナルド・トランプ米第2期政権の親暗号資産政策に後押しされ、SECや商品先物取引委員会(CFTC)など規制当局も関連産業の育成に力を入れているためだ。特に米国産の暗号資産であるXRPがトランプ政権の「メイド・イン・USA」方針に合致することから年内承認の可能性が高いという分析だ。業界関係者は「米国のシャットダウンが異例に長引かない限り、早ければ来月承認されることもあり得る」と述べた。

SECが承認すれば、米国で純粋な現物方式のXRP ETFが上場されるのは今回が初めてだ。米資産運用会社のレックスシェアーズは先月『レックス-オスプリー XRP 上場投資信託(XRPR)』を発表したが、当該ETFはXRP現物とデリバティブを組み合わせた一種のハイブリッド商品だ。市場が今回のXRP ETF上場に注目している理由である。

最近1か月のXRP価格推移。写真=コインマーケットキャップ
最近1か月のXRP価格推移。写真=コインマーケットキャップ

"上場初日に30億ドルの流入可能性"

XRP現物ETFが相次いで上場すれば、数十億ドル規模の資金が新たに流入する見込みだ。米資産運用会社カナリキャピタルは、XRP現物ETF上場時に初月だけで最大100億ドル(約14兆3000億ウォン)が流入する可能性があるとみている。スティーブン・マクグラーグ カナリキャピタル最高経営責任者(CEO)は「(XRP現物ETFは)上場初日に20億〜30億ドルを呼び込む可能性がある」「資金流入の勢いにより史上トップ20のETFに入る可能性もある」と述べた。

機関需要はすでに実証されているという分析だ。レックス-オスプリー XRP 上場投資信託の運用資産(AUM)は上場から約1か月で1億ドル(約1400億ウォン)を超えた。米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループは機関需要に対応するため、最近XRP先物オプション商品を発売した。コインデスクは「機関投資家のXRP取引が加速している」「一部企業はXRPを戦略資産として備蓄している」と伝えた。

投資家の期待感も高まっている。ETFがXRPの現物需要を引き上げれば、価格上昇圧力は強まるしかないからだ。米ベッティングサイトのポリマルケットによれば、XRP価格が年内に3.2ドルを上回る可能性は同日時点で52%を記録した。前日比で1%ポイント上昇した数値だ。XRPは同日、コインマーケットキャップで2.6ドル台で取引されている。

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JOON HYOUNG LEE

gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
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