概要
- エヌビディアが史上初めて時価総額5兆ドルを突破したと伝えた。
- エヌビディアは様々なAIチップの供給契約やテクノロジー企業との協業、そして大規模な投資計画を発表したと明らかにした。
- エヌビディアの株価は2022年末以降1300%超の上昇を示している。
史上初の5兆ドル企業価値達成
ドイツのGDPを上回る規模

人工知能(AI)技術エコシステムの中心にあるエヌビディアの時価総額が29日(現地時間)史上初めて5兆ドル(約7100兆ウォン)を突破した。
この日ニューヨーク株式市場でエヌビディアは前日比2.99%高の207.04ドルで取引を終えた。この終値は前日の史上最高値を再び更新した数値だ。取引中一時は212.19ドルまで急騰したこともあった。
終値ベースの時価総額は約5兆311億ドルを記録し、史上初めて5兆ドルの企業価値に達した企業となった。
エヌビディアは7月10日の終値ベースで時価総額4兆ドルの壁を史上初めて突破してからわずか3か月余りで、再び時価総額5兆ドルという数字を“現実”にした。時価総額5兆ドルは世界第3位の経済大国ドイツの名目国内総生産(GDP)を上回る規模だ。
国際通貨基金(IMF)は今年のドイツの名目GDPが5兆100億ドルに達すると見込んでいる。
エヌビディアは前日ワシントンD.C.で開発者イベント(GTC)を開き、AIに関連した大規模な投資計画や事業展望などを明らかにした。ジェンセン・ファン最高経営責任者(CEO)は、エヌビディアの主力AIチップであるブラックウェル・プロセッサと新しいルービンモデルが来年まで前例のない売上成長を牽引すると自信を示し、巷間でささやかれていた「AIバブル」への懸念を一蹴した。
エヌビディアはまたウーバーやパランティア、クラウドストライクなど複数のテクノロジー企業との協業計画を発表し、業界全体で構築中のAIパートナーシップを強調した。
さらに、エヌビディアが続けてサムスン電子や現代自動車グループなどにチップを供給する契約を相次いで締結する予定である点も株価ラリーに影響したとブルームバーグ通信は分析した。
また米国メディアによれば、ドナルド・トランプ米大統領が30日に開かれる政権2期目最初の米中首脳会談で習近平中国国家主席とエヌビディアのブラックウェルチップについて議論する予定だと報じた内容も当日のエヌビディア株の上昇に影響を及ぼした。
市場ではトランプ大統領がエヌビディアのブラックウェルチップの性能を落としたバージョンを中国に輸出することを許可する可能性があるという期待感が高まっている。
エヌビディアはこの日の株価急騰により、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数内での比率が約9%に達した。
ブルームバーグによれば、エヌビディアの企業価値はオランダ、スペイン、アラブ首長国連邦(UAE)、イタリア、ポーランドの証券取引所全体の時価総額を合計したものよりも高い。
また世界の証券市場の中で米国、中国、日本、香港、インドの5か国を除くいかなる市場と比較しても、その総時価総額より大きい。エヌビディアの株価は2022年末以降1300%以上上昇した。
シン・ミンギョン ハンギョンコム記者 radio@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.



