概要
- 今年10月、ビットコインの価格が3.69%下落し、『アップトーバー』という上昇の通説が7年ぶりに破られたと伝えた。
- 暗号資産先物市場では191億5600万ドル規模の強制清算が発生し、ビットコイン価格が急落するなどボラティリティが極めて高かったと述べた。
- 市場アナリストは11月の追加下落の可能性と、歴代平均'42.51%'の反発実績の間で意見が分かれていると伝えた。

10月にはビットコイン価格が上がるといういわゆる『アップトーバー(Uptober)』の通説が7年ぶりに崩れた。アップトーバーは上昇(up)と10月(October)を合わせた言葉で、ビットコインが毎年10月に概ね強含みを示してきたという経験則に基づく。
コイングラスによれば、今年10月の1か月間でビットコイン価格は3.69%下落した。2013年以降、ビットコインの10月の月間収益率がマイナスを記録したのは2014年(-12.95%)と2018年(-3.83%)に続き三回目だ。暗号資産メディアは「『レッド・オクトーバー』(下落の10月)は非常に稀だ」と伝えた。

ビットコインは先月初めには連日史上最高値を更新し強い上昇を見せていた。米連邦政府の業務が一時停止するシャットダウンの状況で、ドル価値の下落を懸念した投資家が金(金)とともに「デジタルゴールド」と呼ばれるビットコインにも資金を移したためだ。しかし10月6日に過去最高の12万6200ドル台を付けた後、価格は後退し始めた。
特に数日後にはコイン市場史上最大規模の清算事態という『黒歴史』も起きた。10月10日、暗号資産先物市場では191億5600万ドル(約27兆4000億ウォン)のポジションが強制清算され、その影響でビットコイン価格が10万4000ドル台まで押し下げられた。カイコの上級研究員アダム・マッカシーは「投資に値する資産群の範囲が非常に狭いことを示した事例だ」とし、「ビットコインとイーサリアムでさえ15〜20分で10%急落する可能性がある」と指摘した。
暗号資産メディアは「今回の10月の弱含みがより大きな調整の前触れなのか、反発に先立つ息継ぎなのかを巡り、市場アナリストの間でも意見が分かれている」と伝えた。
一部では、2018年にアップトーバーの公式が崩れた翌月である11月の収益率が'-36.57%'に達したという点を挙げ、さらなる下落を懸念している。ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が12月の利下げに慎重な姿勢を示したことも流動性面での不安要因とされる。
他方では、ビットコインの歴代11月の収益率は平均で'42.51%'だったという点を挙げ、反発を楽観視している。こうした歴史が繰り返されれば理論上今月末に16万ドルを突破する可能性もあるという主張だ。
投資の世界では「以前そうだった」が「今回もそうだ」を保証するわけではないが、過去のデータから都合の良い部分を取り出し、それぞれの理屈で希望回路を描いているというわけだ。
記者 イム・ヒョヌ tardis@hankyung.com

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