ビットコイン(BTC)が短期的に弱含む可能性があり、一部のトレーダーが安値買いの戦略を準備しているという分析が出た。 5日、暗号資産(暗号通貨)専門メディアのコインデスクによると、ブレント・ドネリー(Brent Donnelly) スペクトラ・マーケッツ(Spectra Markets)代表は「市場がパニックを起こした場合に備えて94,000ドルと82,000ドルの水準に買い注文を入れておく」と述べた。彼は「短期的にビットコインは安全資産というよりリスク資産として取引されている」とし、「現在は明確な上昇モメンタムは見られない」と説明した。 ドネリー氏はまた「企業がビットコインを財務資産に組み入れる流れは冷えつつあり、半減期後の季節的な流れも弱気に転じた」と付け加えた。歴史的にビットコインは半減期後16〜18か月の時点で強気相場が頂点を迎え、その後約1年にわたり弱気相場が続いた。2024年4月が直近の半減期であったため、今回のサイクルも下落転換の可能性が指摘されている。 彼は続けて「ビットコインはテクニカル的にも最近111,982ドルのサポートラインを下抜けして下落転換のシグナルが出ており、その後その水準をレジスタンスに戻す動きを見せている」と述べ、「この水準を突破できなければ追加下落につながる可能性がある」と予想した。 市場では、同日に発表される米国の雇用指標が短期の方向性を左右する変数とみなされている。予想を上回る結果が出れば、連邦準備制度理事会の利下げ期待が弱まり、ビットコインの弱気圧力が強まる可能性があるとの見方だ。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)では、下方リスクに備えて一部のトレーダーがビットコインのプットオプションを買っていると伝えられた。
2025年9月5日一般ニュース