概要
- バランサーで 約7000万ドル相当のステーキングイーサリアム(ETH) などの資産が新しいウォレットに移されたハッキングの兆候が確認されたと報じられた。
- ブロックチェーン分析会社やセキュリティ会社は 被害額が最大で1億1600万ドル に達する可能性があると警告した。
- バランサーは最近も連続して セキュリティ事故と資産の流出 が発生した経緯があると伝えられた。

分散型取引所(DEX)兼自動マーケットメイカー(AMM)であるバランサー(BAL)が約7000万ドル規模のハッキング被害を受けたと見られている。
現地時間3日、Cointelegraphによると、当日バランサー関連のアドレスから約7090万ドル相当のステーキングイーサリアム(ETH)が新たに作成されたウォレットへ移動した。Etherscanの記録によれば、当該取引は3回に分けて行われ、△StakeWise(StakeWise)ステーキングETH(OSETH)6850個 △ラップドイーサ(WETH)6590個 △Lido(Lido)wstETH4260個が含まれていた。
ブロックチェーン分析会社Nansenは「すべての資産が1つの新しいウォレットに移された」とし、「ハッキング被害を受けた可能性が高い」と指摘した。セキュリティ会社Cyversも「バランサーに関連する複数のチェーンで8400万ドルに達する疑わしい取引が検出された」と警告した。
被害額がさらに大きいという分析も出た。LookonchainはX(旧Twitter)で「バランサーの被害額は1億1600万ドルであると確認された」と述べた。
バランサーはまだ公式のコメントを出していないが、業界では複数のチェーンで資産が流出した状況からハッキングの可能性が高いと見ている。
一方、バランサーではここ数か月間セキュリティ事故が相次いでいる。9月にはハッカーがバランサー公式サイトのドメインネームシステム(DNS)を攻撃してユーザーをフィッシングサイトに誘導し、約23万8000ドル相当の資産が盗まれた。また8月には、一部の流動性プールの「致命的な脆弱性」が公開されてから1週間で約100万ドル規模のステーブルコインが盗まれる事件が発生した。

Son Min
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