"AIが自ら決済"…スーン(SOON)、'x402 社会実験'に突入

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概要

  • スーン(SOON)はAIエージェントが自ら経済活動と資産発行に参加できる 'x402 社会実験' プロジェクトを開始すると発表した。
  • スーンのx402プロトコルはAIエージェント間の少額決済の効率を最大化し、400ミリ秒未満の取引最終性と0.00001ドル以下の手数料を提供すると伝えた。
  • 今回の実験を通じてスーンはAIが資産を直接発行・取引する'AIネイティブランチパッド'の構築を段階的に拡張する計画だと強調した。
写真=スーン
写真=スーン

高性能SVMロールアップのスーン(SOON)が、人工知能(AI)エージェントの経済的自律性を実験する 'x402 社会実験' プロジェクトを開始すると7日に発表した。今回の実験は、AIが自ら経済活動に参加し、予測に基づいて資産を発行する新たな形態の市場メカニズムを検証することに焦点を当てている。

スーンは本プロジェクトを "AI主導の価値交換時代に備えるための3部作の社会実験" と定義した。'x402 プロトコル'を基盤にAIエージェント間の決済と資産発行プロセスを完全に自動化することで、人間中心の経済の限界を超えるAIネイティブ経済モデルを構築する考えだ。

今回の実験で活用されるx402プロトコルは、'HTTP 402 Payment Required'というウェブ標準のステータスコードを活用し、インターネット環境で直接決済を処理できるよう設計されたプロトコルだ。該当技術はコインベースが開発しており、ウェブサイトやアプリケーションが別途の決済事業者なしに決済の要求と応答を処理できるようにする。特にAIエージェント間の少額決済の効率を最大化し、自律的なサービス交換が可能な環境を提供する。

写真=コインベース
写真=コインベース

スーンはこのx402構造を自社の超高速ブロックチェーンインフラと組み合わせた。400ミリ秒(ms)未満の取引最終性と0.00001ドル以下の手数料を提供し、AIエージェント間取引のボトルネックを解消したのが特徴だ。スーンは「AIエージェントの取引頻度は人間よりも圧倒的に多くなる」と述べ、「その際に必要なのは速度とコストを極限まで下げたインフラだ」と強調した。

本プロジェクトの第一段階である 'チャプター 1: 資産発行に関する社会実験' は、資産生成方式を根本的に再構想する試みだ。参加者はx402決済プロトコルを通じてUSDCを支払い、10秒単位の市場の動きを予測する。予測が当たればトークンが発行され、外れれば支払ったUSDCが流動性プールに蓄積される方式だ。プールの流動性が一定基準に達すると、該当資産がオンチェーンで自動的に発行される。

スーンはこの実験で発見されたメカニズムを、AIが直接資産を発行・取引できる 'AIネイティブランチパッド' へ拡張する計画だ。その後、プロジェクトの第二段階ではx402プロトコルをサポートする 'ファシリテーター(Facilitator)' を自社の決済エンジン『スーンベース(soonBase)』にデプロイし、AIエージェントが直接取引を実行できるようにする計画だ。第三段階では、AIがx402決済を通じて高性能チェーンを自律的に発行できるようにする実験が予定されている。

スーン関係者は「高性能インフラが準備された今、残るのは自律的エージェントとコミュニティがどのような経済を創造するかという問題だ」と述べ、「x402実験はAI経済時代を切り開く狼煙となるだろう」と話した。

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