"アルトコイン市場、FTX事態以降で最悪の水準…長期投資家には安値での買い場"

ビットコイン(BTC)の短期反発にもかかわらずアルトコイン市場は依然として下落傾向を続けており、これが長期投資家にとって安値買いの機会になり得るという見方も出ている。

24日（現地時間）、アーサー・チョン（Arthur Cheong）ディファイアンス・キャピの最高経営責任者（CEO）は自身のXを通じて「現在のアルトコイン市場の状況は2022年11月のFTX崩壊直後と似た水準の停滞局面だ」と評価した。

彼は「現在、全アルトコインの半分以上が史上最安値(ATL)付近で取引されており、価格が底を形成できないまま追加下落圧力を受けている銘柄も少なくない」とし、「特にビットコインの反発にもかかわらずアルトコインが同伴回復の流れを示さない点で市場心理の悪化が長期化している」と分析した。

ただし中長期の見通しでは好機要因があるとの評価も出ている。チョン氏は「1年以上の投資観点ではかなりの割安銘柄が出ている」とし、「現在のアルトコインの急落は恐怖心理が極大化した典型的な底パターンに類似している」と述べた。