メタ、社名まで変えたのに…メタバース予算を最大30%削減検討 [銘柄+]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • メタが既存の メタバース事業 の予算を最大30%まで削減する案を検討中だと伝えられた。
  • 累積 700億ドルの赤字 と投資家・監督当局からの圧力により、削減された予算は AIメガネ・ウェアラブルなど次世代デバイス の開発に投入される見込みだと伝えた。
  • 削減の報に メタの株価 が取引中に5.7%急騰し、市場ではメタがAI中心に戦略を転換するとの見方が出ていると伝えた。

メタバースの代わりにAIメガネ・ウェアラブルへ '戦略再編'

累積700億ドルの赤字…投資家・監督当局の圧力が強まる

"メタバースの代わりにAIに注力するだろう" との見通し相次ぐ

メタはこれまで将来の成長動力として掲げてきたメタバース事業を大幅に縮小する作業に着手したと伝えられている。マーク・ザッカーバーグCEOが来年度のメタバース組織の予算を最大30%まで削減する案を検討するよう指示し、事実上戦略の中心が'メタバースからAIへ'移っているとの分析が出ている。

ブルームバーグは4日(現地時間)「メタ経営陣が仮想世界プラットフォーム'ホライゾン・ワールド'と仮想現実(VR)機器であるクエスト事業部のメタバース・グループに対する予算削減案を議論中」と報じ、「削減幅が大きければ来年1月から人員削減が始まる可能性もある」と伝えた。

メタバース予算の削減で浮いた資金は、メタの長期研究開発組織である'Reality Labs'内でAIメガネ・ウェアラブルなど次世代デバイスの開発に集中投入される見込みだ。ザッカーバーグが最近メタバースに関する言及をほとんどせず、その代わり生成型AI・チャットボット・AIグラスなど'現実ベースのAIデバイス'に注力してきた流れとも符合する。

メタは毎年年末にハワイで翌年の予算を議論するが、今年の会議でもザッカーバーグは全部門で10%のコスト削減を要請したと伝えられている。ただし彼は"メタバースは予想ほど競争とエコシステムの拡大が進まなかった"とし、当該部門にさらに大きな削減幅を適用するよう指示したと伝えられる。

メタバース事業は2021年以降累積で700億ドルに達する赤字を計上している。投資家の間では"利益を上げられない'金食い虫'"という批判が続いてきた。児童・青少年の安全問題も浮上し、監督当局からの圧力も強まった。

この日の削減議論の報道を受け、メタの株価は取引中に5.7%急騰し、投資家の懸念がやや和らいだ様子を見せた。

市場の専門家はザッカーバーグがメタバースからAI中心の戦略へ完全に舵を切るという分析を示している。Forresterのマイク・プルーリックス副社長は"メタが今年中にホライゾン・ワールドなど主要なメタバースプロジェクトを終了する可能性がある"とし、"AIモデル 'Llama'、メタAI、AIグラスなどへ方向を転換する可能性が高い"と予想した。

これとともにメタは最近アップルのデザイン組織の最高幹部を招聘するなど、AIベースのハードウェア開発の強化にも拍車をかけている。

ニューヨーク=パク・シンヨン特派員 nyusos@hankyung.com

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