いつの間にか最高値をうかがうコスピ…マイクロンが助けるか [週間見通し]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • コスピ指数は史上最高値付近で変動性を示しており、年末に向けて需給が薄くなる可能性が懸念されていると伝えた。
  • 米国マイクロン・テクノロジーの決算発表が、サムスン電子やSKハイニックスなど半導体関連株の投資心理を刺激する要因として注目されていると報じた。
  • 変動性が拡大しても、コスピの12カ月先行株価収益率(PER)が3年平均を下回っており、比率拡大の機会と評価されると伝えた。
写真=シャッターストック
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コスピ指数は4100台を超え、史上最高値(取引時間ベース 4226.75)を視野に入れている。ただし株価上昇に伴う利食い売りによる抵抗も小さくない。年末に向けて需給が薄くなる懸念も出ている。米国マイクロン・テクノロジーの決算発表が最高値更新のモメンタムになるか注目される。

14日、NH投資証券は今週(15〜19日)のコスピ予想レンジを3900〜4200と示した。先週終値(4167.16)と比べると、上昇よりも下落余地を大きめに見込んだ予想だ。

ナ・ジョンファン NH投資証券研究員は「今週多数の米国主要経済指標が発表される予定だが、米連邦準備制度理事会(Fed)の12月連邦公開市場委員会(FOMC)定例会合終了後に発表されるため、市場への影響は限定的だろう」と述べ、「コスピは米企業の決算発表を確認しつつ、4000台を中心に横ばいで推移する見通しだ」と語った。

特に米国のメモリ半導体企業マイクロン・テクノロジーが17日(現地時間)に発表する決算に注目が集まる。メモリ半導体市況のバロメーターと見なされているためだ。

マイクロンは最近のDRAM価格上昇を背景に、前例のない好業績を記録することが期待されている。ドイツ銀行は今回発表されるマイクロンの売上高見通しを128億ドルと提示した。前四半期比で約13%の増加となる見通しだ。来年のDRAM価格上昇率が20%台後半に達する可能性があるという楽観論もドイツ銀行は付け加えた。

マイクロンが予想を大きく上回る好決算を出せば、サムスン電子やSKハイニックスに対する投資心理も強く刺激し、コスピを押し上げる可能性が期待される。

ただし、先に決算を発表したオラクルとブロードコムは「人工知能(AI)バブル論」を再燃させる面もあった。

受注型半導体(ASIC)専門企業のブロードコムは予想を上回る営業実績を発表した。しかし、今後6四半期に出荷されるAI製品の受注残高が730億ドルであると述べ、投資家を失望させたとブルームバーグは分析した。また市場状況の不確実性を理由に、ブロードコムは2026会計年度のAI売上見通しも示さなかった。

最近、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムの急騰でAI投資バブル論をあおったオラクルは、クラウドインフラ部門とクラウド販売部門の売上が期待をやや下回る決算を出し、11日(現地時間)の通常取引で10.83%も急落した。

株式市場の需給状況も楽観を許さない。カン・ジンヒョク シンハン投資証券研究員は「コスピは史上最高値付近で抵抗に直面している」とし、「ファンダメンタルズは良好だが、年末を控え需給が薄まり変動性が拡大する様相を呈している」と述べた。

彼は続けて「個人投資家の保有比率が高い銘柄を中心に、大株主の譲渡所得税回避を目的とした売りが出る可能性に注意すべきだ」と付け加えた。

変動性の拡大を買いの機会として活用できるという分析が注目される。イ・ギョンミン デイシン証券研究員は「コスピの合算12カ月先行1株当たり利益(EPS)指標は、グローバル景気回復と半導体産業の輸出好調を背景に402ポイントまで拡大し、12カ月先行株価収益率(PER)は10.2倍で3年平均(10.33倍)を下回る」と述べ、「主要経済指標や金融政策の確認過程での変動性は比率拡大の機会だ」と語った。

ハン・ギョンウ ハンギョン.com記者 case@hankyung.com

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