米雇用・物価指標が一度に発表…中国の小売売上高、鉱工業生産も発表 [ニューヨーク・上海 株式見通し]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 今週は米国の雇用報告書消費者物価指数(CPI)小売売上高など主要な経済指標が一度に発表されると伝えた。
  • 指標の空白期間の代替指標とFedの言及により、雇用状況が市場の予想よりも悪い可能性があると述べた。
  • CPI上昇率インフレの不安、そして中国の小売売上高・鉱工業生産などの主要経済指標が株式市場の方向性に重要な変数として作用すると伝えた。

シャットダウンで遅れた経済指標が一斉に発表

米雇用状況は予想より悪い可能性も

写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

今週(15~19日)ニューヨーク市場は、米連邦政府のシャットダウン(業務停止)で発表が延期されていた米非農業部門雇用者数報告と消費者物価指数(CPI)、小売売上高を一度に迎える。

金融情報会社ファクトセットによれば、11月の非農業部門雇用者数は4万人の増加にとどまったと市場は見込んでいる。これはシャットダウン解除後に初めて発表された9月の雇用報告で記録した11万9,000人の増加と比べて大幅に低い水準だ。さらに、指標の空白期間に投資家が参考にしていた代替指標は、雇用状況が予想よりもさらに悪い可能性を示唆している。

ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(Fed)議長は最近の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の記者会見で、「体系的な過大集計」のためにここ数か月の雇用は実際には減少していた可能性があり、今後雇用指標が大幅に下方修正される可能性があると述べた。

インフレ懸念も次第に再燃する流れだ。先週のFOMC会合以降、米30年債の金利上昇はインフレリスクを反映しているとの見方がウォール街にはある。Fedが準備預金管理買入(RMP)で短期物の金利を抑える分、中長期物の金利は風船効果のように跳ね上がる傾向にある。ファクトセット基準では11月のCPIは前年同期比で3.1%上昇したと予想される。

テクノロジー株に関する特別なイベントはないが、年末のサンタラリーが始まるかどうかに注目が集まる。フリーダム・キャピタル・マーケッツのジェイ・ウッズ・チーフ・マーケット・ストラテジストは「テクノロジー株から資金が流出しており、投資家は市場に大きな上昇動力を与えてはいないが、防御的なセクターに移動している」とし、「防御的セクターはテクノロジー株が再び方向性を取り戻して市場を押し上げるまで市場を支える役割を果たすだろう」と見通した。

今週相次いで発表される重要な経済指標は、株式市場の方向性を定めるもう一つの材料になり得る。

上海市場も重要なマクロ経済指標の発表を控えている。Fedの利下げ期待が弱まり、米中の貿易摩擦の不確実性が残る中、中国国内の小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資などの主要経済指標は市場心理を左右する主要な変数となる見込みだ。

ニューヨーク=パク・シンヨン特派員 nyusos@hankyung.com

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