概要
- 想像人証券は、米軍のベネズエラ空爆にもかかわらず国際原油価格が下落基調を示し、2026年の平均原油価格見通しを1バレル当たり58ドルに据え置いたと明らかにした。
- 専門家は、地政学的不安の高まりの中で金価格の上昇可能性に注目し、「Gold Long(金買い)、Oil Short(原油売り)」戦略が有効だと伝えた。
- 報告書は、米軍の軍事介入後にS&P 500指数が90日平均5.5%のリターンを記録した点を挙げ、株式市場への影響は短期ボラティリティ拡大要因にとどまると明らかにした。
米軍、マドゥロ大統領を奇襲拘束
地政学リスクが再浮上
原油価格はむしろ下落基調、58ドル見通し
「供給拡大への期待」
想像人証券「今年の中核戦略は
『Gold Long, Oil Short』が有効」

米国がベネズエラを電撃的に空爆し、ニコラス・マドゥロ大統領を拘束したことで、世界のコモディティ市場の不確実性が極限まで高まっている。
通常、産油国への軍事介入は原油価格の急騰につながるが、今回はむしろ安全資産である金の価値に注目すべきだとの見方が出ている。
空爆でも静かな原油…「産業再建による供給拡大期待」
8日、想像人証券リサーチセンターによると、米軍は1月3日、麻薬密売の根絶と民主主義の擁護を名目にベネズエラの首都を空爆し、マドゥロ大統領を拘束して米国へ移送した。
世界最大の石油埋蔵量を保有する産油国への直接攻撃にもかかわらず、国際原油価格は寄り付き直後に小幅な下落を示した。
市場では、今回の作戦の目的が石油輸出の統制ではなく政権交代にある点に注目している。今後、米国主導の石油産業の再建を通じて、むしろ供給が拡大し得るとの可能性が価格に織り込まれた結果とみられる。
想像人証券は、OPEC+の増産基調が本格化する環境の下で、2026年の平均原油価格見通しを1バレル当たり58ドルに据え置いた。

真の主役は「金」…イラク戦争時を上回るリターン
専門家はコモディティ市場で、原油よりも金価格の動きに注目するよう勧めている。米国による第2次攻撃の可能性など不確実性が依然として残り、中国の対応が台湾侵攻への懸念へと波及し得る点が、中長期的な安全資産志向を刺激しているためだ。
実際、過去の事例を見ると、2003年のイラク戦争時、原油は90日間で6.1%上昇にとどまった一方、金は7.6%上昇し、原油のリターンを上回った。
想像人証券のチェ・イェチャン研究員は「地政学的不安の高まりは金にとって価格上昇の原動力になる」とし、今年のコモディティ市場の中核テーマとして『Gold Long(金買い)、Oil Short(原油売り)』戦略が有効だとの見通しを示した。

株式市場への影響は限定的…「短期的なボラティリティ拡大要因にとどまる」
一方、今回の軍事行動が株式市場に及ぼす悪影響は大きくない見通しだ。過去の経験則では、米軍の軍事介入後、S&P 500指数は90日平均で5.5%のリターンを記録し、底堅さを示した。
2003年のイラク戦争後には、90日間で15.4%急騰したこともある。報告書は、戦線が世界規模へ拡大しない限り、株式市場への影響は短期的なボラティリティ拡大の範囲にとどまると分析した。



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