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【ニューヨーク株式市場ブリーフィング】大型優良株中心の押し目買いで反発…アップルが4%高

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ニューヨーク株式市場は、大型優良株を中心とする押し目買いの流入で主要指数がそろって上昇して引けたと伝えた。
  • エヌビディアディズニーロビンフッドはそれぞれAIインフラ投資の不確実性、調整後EPSの減少暗号資産価値の急落への懸念で軟調だったとした。
  • 一方、アップルウォルマート航空株キャッシュフロー業績回復期待で堅調となり、1月の製造業PMIが市場予想を上回ったと伝えた。
Photo=Kirkam/Shutterstock
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「ウォッシュ・ショック」で揺れたニューヨーク株式市場は、大型優良株を中心とする押し目買いの流入で反発した。

2日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比515.19ポイント(1.05%)高の49,407.66で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種指数は37.41ポイント(0.54%)上昇して6,976.44、ハイテク株中心のナスダック総合指数は130.29ポイント(0.56%)高の23,592.11でそれぞれ引けた。

この日は、次期中央銀行(Fed)議長に指名されたウォッシュの政策方針を巡り、投資家は手探りの状況が続いた。ウォッシュは過去にドナルド・トランプ政権1期目ではハト派(金融緩和志向)の側面も公に示していたため、どの方向に向かうのかを判断するのはまだ早いというのが市場の雰囲気だ。

オリオンのティム・ホランド最高投資責任者(CIO)は「大半のポジティブな主要トレンドは依然として維持されているように見える」とし、「企業業績と財政政策環境、季節要因は依然として重要な要因だ」と述べた。

この日、エヌビディアは人工知能(AI)インフラ投資への懐疑論が根強いなか、オープンAIに1,000億ドルを投資しようとしていた計画がつまずいたことで、3%近く下落した。ジェンスン・フアン(黄仁勲)エヌビディア最高経営責任者(CEO)はオープンAIと全く問題はないと明らかにしたが、エヌビディア経営陣は当該取引に懐疑的だという報道が海外メディアを通じて出ている。これは、オープンAIの事業戦略と長期成長性を巡り、AI業界の最前線で懐疑論が出ていることを意味すると解釈されている。

ディズニーはこの日、第4四半期の好決算を発表したにもかかわらず、調整後1株当たり利益(EPS)が減少した影響で7%超急落した。ボブ・アイガーCEOが任期より早く退任したがっているとの報道が出るなか、スポーツとエンターテインメント事業部門での成長停滞が投資家心理を圧迫した。

オンライン証券取引サービス会社のロビンフッドは10%急落した。ビットコインを含む暗号資産の価値が急落し、取引減少への懸念が織り込まれた。

一方、アップルとウォルマートはいずれも4%台の上昇を見せた。AI産業への懐疑論が強まるなか、キャッシュフローが確かなアップルとウォルマートが注目を集める格好だ。

ユナイテッド航空が4.92%上昇するなど、航空株は全般的に堅調だった。今年の業績回復が期待できるとの分析が株価を下支えした。

業種別では、資本財・サービス、金融、生活必需品が1%超上昇し、エネルギー、公益、不動産は1%超下落した。

米国の1月の製造業景況感は、1年ぶりに拡大局面へと転じ「サプライズ」となった。米供給管理協会(ISM)は、1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.6だったと発表した。これは前月12月の季節調整値47.9から4.7ポイント急伸した水準だ。市場予想の48.5も上回った。新規受注指数が57.1と、12月の47.4から9.7ポイントも急騰して拡大に転じた。2022年2月以来の高水準だ。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチ・ツールによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場は、来月の金利据え置き確率を91.1%と織り込んだ。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は前日比1.10ポイント(6.31%)低下し、16.34を示した。

コ・ジョンサム ハンギョンドットコム記者 jsk@hankyung.com

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