概要
- KOSPI指数は6.84%急騰して過去最高値を更新した一方、米ニューヨーク市場の軟調を受け、短期的にいったん様子見となる可能性があると伝えた。
- サムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ11.37%、9.28%急騰し、時価総額が1日で157兆281億ウォン増加するなど、メモリー半導体の強さが目立ったとした。
- 専門家は、メモリー企業の選好を拡大し、半導体・証券・防衛産業を中心に比率引き上げと調整局面での買い戦略が有効だと助言したと述べた。
期間別予測トレンドレポート



4日、KOSPI指数が過去最高値を再び更新するかが注目される。前日のKOSPIは「ケビン・ウォッシュ・ショック」を振り払い、6.84%急騰して過去最高値を付けた。ただ、米ニューヨーク株式市場が夜間に下落したことから、国内株式市場もいったん息を整えるとの見方も出ている。
前日のKOSPI指数は6.84%(338.41ポイント)高の5288.08で取引を終え、過去最高値を更新した。取引時間中の9時26分、KOSPI200先物が急騰したことで、プログラム買いの一時効力停止(買いサイドカー)が発動された。機関投資家と海外投資家が指数を押し上げ、それぞれ2兆1700億ウォン、7170億ウォンを買い越した。
前日に6%超下落していたサムスン電子は11.37%急騰し、16万7500ウォンで引けた。終値ベースで過去最高値だ。2001年1月4日(11.37%)以来の1日上昇率となった。SKハイニックスは9.28%高の90万7000ウォンで取引を終えた。両社の時価総額は1日で157兆281億ウォン増えた。
次期米中央銀行(Fed)議長指名を口実に前日は利益確定売りが殺到したが、国内株式市場のラリーを支えてきた企業業績と流動性に変化はないとの見方が強まり、割安感を意識した買いが大きく流入した。
夜間、国内市場の風向計とされるニューヨーク市場は軟調に終えた。ダウ工業株30種平均は0.34%安の4万9240.99で取引を終えた。S&P500指数は0.84%、ナスダック総合指数は1.43%下落した。
人工知能(AI)技術が既存のソフトウエア(SW)産業を覆すとの懸念が強まり、主要SW企業やデータサービス、リサーチサービス企業がそろって下落基調を続けた。
加えて、これらの産業に資金を投じてきた大手プライベートエクイティ・ファンド(PE)もリスクエクスポージャーが大きいとの懸念が浮上し、そろって急落した。
セールスフォース(-6.85%)をはじめ、インテュイット(-10.89%)、コグニザント・テクノロジー(-10.14%)、サービスナウ(-6.97%)、アドビ(-7.31%)など主要SW企業が急落基調を続けた。
旅
行予約プラットフォームのエクスペディアは15.26%急落し、ファクトセット・リサーチ(-10.51%)、S&Pグローバル(-11.27%)などデータ分析・リサーチ企業も下げが大きかった。
ソフトウエア産業への投資を増やしてきたPE業界が打撃を受けるとの懸念が強まり、アレス・マネジメント(-10.15%)、ブルーアウル・キャピタル(-9.76%)など主要PEも大幅安となった。
国内株式市場も米株安の影響で下落する可能性が指摘される。ソフトウエアやハードウエア企業ではなく、メモリー半導体企業は恩恵を受ける局面にある。ただ、この日の引け後に決算を発表したAMDがサプライズ決算だったにもかかわらず、目線の切り上がりを受けて時間外取引で7%台の下落となっている点は、国内半導体株の利益確定を促す要因になり得るとの見方もある。
キウム証券のハン・ジヨン研究員は「ハイパースケーラー、ソフトウエア、ハードウエアなど、半導体を除くAI関連の収益性問題は、第4四半期決算にとどまらず第1四半期決算まで持ち越すべき課題になり得る」とし、「それまではAI株の中でも業績の可視性が高いメモリー企業への選好を高めるのが妥当だ」と述べた。
さらに「ただし、直近2取引日にKOSPI指数が歴史的なボラティリティを演出したことに伴い、株価の反落が局所的に現れる可能性がある」とし、「こうした反落局面が出ても、半導体、証券、防衛産業など主導株中心の比率引き上げや、調整局面での買い戦略は有効だ」と助言した。
メン・ジング記者 maeng@hankyung.com

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