概要
- イーロン・マスク氏は、X(旧ツイッター)の決済サービスXマネー(X Money)を1〜2カ月以内に限定的な外部ベータとして提供する予定だと明らかにした。
- マスク氏は、Xマネーが「あらゆる資金が集まる場所」であり、すべての金銭取引の中核的なソース、ゲームチェンジャーになると強調した。
- 同氏は、Xアプリに統合されるXマネーは当初、法定通貨ベースの決済に重点を置き、ビザ(Visa)と提携関係にあると伝えた。

イーロン・マスク氏(テスラ最高経営責任者<CEO>)は、X(旧ツイッター)の決済サービス「Xマネー(X Money)」を1〜2カ月以内に、外部向けの限定ベータとして提供開始すると明らかにした。
12日(現地時間)、コインテレグラフによると、マスク氏は自社の人工知能(AI)企業xAIの「オールハンズ(All Hands)」プレゼンテーションで、「Xマネーは現在、社内でクローズドベータとして運用中だ」とした上で、「1〜2カ月以内に限定的な外部ベータとして披露する予定だ」と語った。
同氏はXマネーについて、「あらゆる資金が集まる場所であり、すべての金銭取引の中核的なソースになる」とし、「ゲームチェンジャーになる」と強調した。
Xマネーは、マスク氏が推進する「エブリシング・アプリ(everything app)」戦略の中核機能と位置付けられる。ソーシャルネットワーク、メッセージング、コンテンツ、金融サービスを単一のプラットフォームに統合し、中国の微信(WeChat)に似た構造を構築するのが目標だ。
マスク氏は「Xアプリをコミュニケーションやグロック(Grok)、Xマネーなど、さまざまな理由で使ってほしい」と述べ、「望むならXアプリの中で生活できるようにする」と語った。
同氏は、Xのインストールユーザー数が10億人に達する一方、月間アクティブユーザーは約6億人規模だと説明し、決済機能が日次利用率を押し上げる中核的な原動力になると付け加えた。
Xマネーは昨年、提供開始の観測が浮上しており、Xプラットフォームに直接統合される見通しだ。ただし当初は、法定通貨ベースの決済に軸足を置く可能性が高い。Xはビザ(Visa)と提携関係にある。
暗号資産(仮想通貨)対応の有無は、なお明確ではない。マスク氏は過去にドージコイン(DOGE)について複数回、好意的な発言をしてきたが、具体的な統合計画は公表されていない。
一方、マスク氏はこの日の発表で、xAIのインフラ拡張も紹介した。テネシー州メンフィスにある「マクロハーダー(Macroharder)」データセンターを公開し、既存施設にグラフィックス処理装置(GPU)22万個を追加したと明らかにした。
マスク氏は「最高のAIモデルを作るには、大規模学習向けの計算インフラが絶対的に必要だ」と述べ、「われわれは誰よりも速くAIの計算能力を拡張できる」と語った。

YM Lee
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