中国の王毅氏「起きてはならない戦争」…米国を遠回しに批判【総合】

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 王毅氏は、イラン戦争を「起きてはならない戦争」と位置づけ、即時停戦政治的解決を促したと明らかにした。
  • 王毅氏は、中米関係が世界に大きな影響を及ぼすとして、相互尊重協力・共栄を通じ、2026年に中米関係が健全に発展することを期待すると述べた。
  • 王毅氏は、日本の「台湾有事への介入」示唆について、台湾問題は中国の内政だとして、いかなる勢力による侵略の正当化も容認しないと警告したと伝えた。

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「台湾有事への介入」を示唆した日本には強硬姿勢

写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

王毅・中国外交部長(写真)は、米国とイスラエルの攻撃で始まったイラン戦争を巡り、「起きてはならない戦争」だとして米国を間接的に批判するメッセージを発した。「世界が弱肉強食のジャングルの論理に回帰してはならない」とし、即時停戦と政治的解決を促した。ただ、王部長はイラン侵攻に言及しつつも、米国を名指しはしなかった。

王部長は8日、全国人民代表大会の外交分野の記者会見での質疑応答を通じ、「中東が戦火に包まれる状況で言いたいのは、これは本来起きてはならない戦争であり、誰にとっても利益にならない戦争だという点だ」と述べた。

王部長は「兵者、凶器也、不可不审用(兵者、凶器也、不可不審用)」との表現を引用した。中国・戦国時代の思想家、韓非子の著書に出てくる一節で、「戦争は災いを招く手段であるため、用いるとしても極めて慎重でなければならない」という意味だ。米国とイスラエルを念頭に置いた発言と受け止められている。

王部長は「武力衝突は新たな憎悪と危機を生むだけだ」とした上で、「主権は現行の国際秩序の基礎であり、イランと湾岸地域諸国の主権と安全、領土保全はいずれも尊重されるべきだ」と述べた。さらに「力が強いからといって道理が強いとは限らない」とし、「各国はできるだけ早く交渉のテーブルに戻り、平等な対話を通じて対立を解決すべきだ」と付け加えた。

トランプ大統領の訪中を念頭に置いたかのように、米国との協力も強調した。王部長は「中米関係は世界に大きな影響を及ぼすだけに、両国が交流しなければ誤解や誤判断が生じ、最終的に衝突と対立につながり得る」と述べた。

続けて「中国と米国はいずれも大国であり、互いを変えることはできないが、互いへの向き合い方は変えられる。相互尊重を基礎に平和共存の原則を守り、協力と共栄を追求すべきだ」と強調した。

さらに「中国の姿勢は常に積極的で開放的であり、重要なのは米国も同じ方向へ進むことだ」とし、「両国が誠意と信頼に基づき協力のリストを増やし、問題のリストを減らしていくなら、2026年は中米関係が健全かつ安定的に発展する象徴的な年になり得る」と期待を示した。

一方で、高市早苗首相の「台湾有事への介入」を示唆する発言で関係が悪化した日本に対しては、強い口調で批判した。

王部長は「台湾問題は完全に中国の内政だ。台湾地区で問題が発生した際、日本はどの資格で自衛権を行使できるのか」と問い返したうえで、「中国はいかなる勢力による植民地支配の美化や侵略の正当化も決して容認しない」と警告した。

キム・ボング ハンギョンドットコム記者 kbk9@hankyung.com

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