概要
- KASTはシリーズAの資金調達ラウンドで総額8000万ドルを確保し、企業価値は約6億ドルと評価されたと明らかにした。
- KASTはステーブルコイン基盤のグローバル決済プラットフォームを構築し、決済、カストディ、法定通貨オンランプサービスを提供するとした。
- KASTは今回の資金を北米・中南米・中東での事業拡大のほか、規制対応や人材採用、KASTビジネスの投入などに充てる計画だと明らかにした。
期間別予測トレンドレポート



ステーブルコイン基盤の決済サービスを提供するフィンテック企業KASTが、グローバル事業拡大に向けた大規模な資金調達に成功した。
9日、暗号資産(仮想通貨)専門メディア「ザ・ブロック」によると、KASTはシリーズAの資金調達ラウンドで総額8000万ドルを確保した。今回の投資はQED InvestorsとLeft Lane Capitalが共同で主導し、Peak XV Partners、HSG、DST Global Partnersなどが参加した。今回の投資により、KASTの企業価値は約6億ドルと評価された。
KASTはステーブルコインを活用したグローバル決済プラットフォームを構築するフィンテック企業。銀行ではなく金融テクノロジー企業として運営され、規制当局の認可を受けた金融機関と連携して、決済、カストディ、法定通貨オンランプサービスなどを提供する。
同社は、元Circle副社長のラグラン・パシ(Raagulan Pathy)氏が2024年7月に設立した。利用者は、Visaネットワーク基盤のカードを通じてデジタルドルを保管・利用したり、利回りを得られるサービスにアクセスしたりできる。
KASTは今回の資金を北米、中南米、中東地域での事業拡大に充てる計画だ。また、ライセンス取得や規制対応への投資、人材採用、法人向け決済サービス「KAST Business(KASTビジネス)」の投入にも資金を投じる方針。
一方、ステーブルコイン市場は足元で急成長している。ザ・ブロックのデータによると、ドル建てステーブルコインの総供給量は約2970億ドルに近づいた。
オンチェーン活動も拡大基調にある。Grayscaleのデータによれば、2月にSolanaネットワークで記録されたステーブルコインの月間取引高は約6500億ドルだった。これは従来の最高記録の2倍を超える規模で、当該月におけるブロックチェーンネットワークの中で最大水準だった。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





