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米1〜3月期成長率2.0%に回復 3月PCEは3.5%上昇

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 米国の1〜3月期はGDP成長率2.0%%となり、2025年10〜12月期の0.5%%から大きく反発した。
  • 3月はPCE価格指数が3.5%%上昇し、コアPCEも3.2%%上昇した。インフレ圧力が強まった。
  • イラン戦争の長期化で高物価局面が続けば、景気拡大の鈍化につながる可能性がある。

期間別予測トレンドレポート

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3月PCEは3.5%上昇、市場予想に一致

新規失業保険申請、57年ぶり低水準

写真:Shutterstock
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米国経済はイランとの戦争下でも底堅い成長を示した。一方で、戦争の長期化に伴う物価上昇圧力はなお強い。

米商務省は4月30日、2026年1〜3月期の実質国内総生産(GDP)成長率の速報値が前期比年率2.0%だったと発表した。ダウ・ジョーンズがまとめた市場予想の2.2%はやや下回った。米国では成長率を速報値、改定値、確報値の3回に分けて公表する。

2025年10〜12月期の0.5%から大きく反発した。企業と個人消費の需要を追い風に、1〜3月期は2%台の成長を回復した。米経済活動の3分の2を占める個人消費は、サービス需要の増加を背景に1.6%増えた。企業の設備・施設投資は10.4%増と、約3年ぶりの高い伸びを記録した。

ブルームバーグ通信は、人工知能(AI)分野で急増する投資がこれを支えたと指摘した。イランとの戦争で原油価格が急騰し、世界の供給網リスクが高まるなかでも、米経済は堅調さを保っている。

雇用市場も比較的安定している。米労働省は、4月25日までの週の新規失業保険申請件数が18万9000件だったと発表した。新規申請件数が19万件を下回るのは1969年以来初めてとなった。

ただ、イランとの戦争が長引いて高インフレ局面が続けば、景気拡大の勢いは鈍る可能性がある。今回の1〜3月期GDPには、イランとの戦争の影響はまだ大きく反映されていない。

3月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.5%上昇した。前月比では0.7%上がった。いずれもダウ・ジョーンズ集計の市場予想と一致した。ただ、前月比の伸びは2022年以降で最も高かった。ブルームバーグ通信は、戦争に伴うガソリン価格の急騰が3月のインフレ圧力を強めたと分析した。

価格変動の大きいエネルギーと食品を除くコアPCE価格指数は、前年同月比3.2%、前月比0.3%上昇した。

コアPCE価格指数は、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を判断する際に最も重視する指標だ。今回のPCE統計は、イランとの戦争の影響が初めて全面的に反映された指標として市場の注目を集めた。

ハン・ミョンヒョン記者 wise@hankyung.com

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