概要
- 中東情勢の拡大で原油が急騰し、KOSPI指数が寄り付き直後に2%台の急落となっていると伝えた。
- 有価証券市場では外国人と機関が売り越し、個人が買い越すなか、時価総額上位銘柄が軒並み下落していると明らかにした。
- 3月のFOMCでの金利据え置きとジェローム・パウエルのタカ派的発言、ウォン・ドル相場1505.0ウォンへの急騰が投資家心理を冷え込ませていると伝えた。
期間別予測トレンドレポート


イスラエル、イラン最大のガス田を爆撃
イランも周辺国のエネルギー施設を報復攻撃

KOSPI指数は原油急騰の影響で投資家心理が揺らぎ、19日の取引開始直後に急落している。
同日午前9時2分現在、KOSPI指数は前日比70.09ポイント(2.87%)安の5754.94となっている。指数はこの日、2.76%安で取引を開始した。
一時は落ち着きを見せていた原油はこの日急騰した。イスラエルがイラン最大のガス田を爆撃し、イランが報復措置として周辺国のエネルギー施設に対する空爆に踏み切った影響だ。
国際原油指標のブレント原油の5月限先物の終値は、この日1バレル107.38ドルと前日比3.8%上昇した。4月限の米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物の終値は1バレル96.32ドルで、前日比0.1%上昇した。
イスラエルはこの日、イラン最大のガス田であるサウス・パルスと、イラン南西部沿岸アサルーイェの天然ガス精製施設群を攻撃した。イランは世界の液化天然ガス(LNG)供給量の20%を担うカタールのガス集積施設にミサイル攻撃を加え、報復に踏み切った。
この日終了した3月の連邦公開市場委員会(FOMC)では、米政策金利は3.50〜3.75%に据え置かれた。ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、原油高がインフレ圧力を強め、米国経済の成長を阻害し得るとの懸念を示した。
ニューヨーク株式市場は、中東情勢の拡大、原油急騰、パウエル議長の「タカ派的」(金融引き締め志向)発言を受け、主要3指数がそろって1%超下落した。
この時点で有価証券市場では、外国人投資家と機関投資家がそれぞれ5787億ウォン、2994億ウォンを売り越している。個人は8603億ウォンの買い越しだ。
KOSPI時価総額上位銘柄は軒並み下落している。米マイクロンの「サプライズ決算」にもかかわらず、サムスン電子とSKハイニックスは寄り付き直後にそれぞれ3.36%、3.41%下落している。現代自動車、LGエナジー・ソリューション、サムスンバイオロジクス、ハンファ・エアロスペース、斗山エナビリティも下落方向となった。
KOSDAQ指数も1%超下落している。この時点でKOSDAQ指数は前日比1.68%安の1144.77となっている。KOSDAQ市場では機関と個人がそれぞれ281億ウォン、185億ウォンを売り越している。外国人だけが576億ウォンの買い越しだ。
ウォン・ドル為替相場は急騰して始まった。この日ソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は前日比21.9ウォン高の1505.0ウォンで取引を開始した。
ノ・ジョンドン 韓経ドットコム記者 dong2@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.





