概要
- ニューヨーク証券取引所(NYSE)がビットコインETFオプションとイーサリアムETFオプションの最大2万5000契約のポジション上限を撤廃したと伝えた。
- 今回の措置により、ビットコインETFオプションは一般のコモディティETFと同一の規制が適用され、最大25万契約を超えるポジション設定も可能になったとした。
- 市場では今回の措置を暗号資産デリバティブの制度圏への組み込みを示すシグナルと解釈する一方、レバレッジ増加とボラティリティ拡大の可能性を懸念する声が出ていると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のETFオプション市場に対する規制が緩和され、制度面での性格変化が生じているとの分析が出ている。
23日、暗号資産(仮想通貨)専門メディアのCoinDoによると、ニューヨーク証券取引所(NYSE)はビットコインおよびイーサリアムのETFオプションに適用されていた最大2万5000契約のポジション上限を撤廃した。この措置は米証券取引委員会(SEC)の承認とともに即時施行された。
今回の変更により、ビットコインETFオプションは一般のコモディティETFと同一の規制が適用されることになった。一定の流動性要件を満たせば、最大25万契約を超えるポジション設定も可能となる。
主要取引所も同様の方向で規制を調整している。ナスダック、シカゴ・オプション取引所(Cboe)、MIAXなど主要プラットフォームも関連制限を撤廃し、市場構造を統一する流れだ。
商品設計の面でも変化が見られる。機関投資家は、行使価格と満期を自由に設定できる「フレックス・オプション(FLEX options)」を活用できるようになった。これは、従来は店頭(OTC)市場でのみ可能だったカスタマイズ契約を、取引所環境でも実現できることを意味する。
規制の運用も簡素化された。SECは個別商品ごとの承認方式から離れ、一般化された上場基準を適用する方向へと転換した。これにより、新規の暗号資産ETF商品のローンチ手続きも簡素化されると見込まれる。
一方、市場では今回の措置を暗号資産デリバティブの「制度圏への組み込み」を示すシグナルと受け止めている。ただし、デリバティブ拡大に伴うレバレッジ増加やボラティリティ拡大の可能性を懸念する声も併せて浮上している。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





