概要
- イラン議会の国防・安全保障・外交委員会が、ホルムズ海峡を通過する船舶に通行料を課す法案を承認したと明らかにした。
- 法案は海上交通の監視・統制を強化し、すべての船舶がイラン・リヤルで通行料を納付することを義務付けたと伝えた。
- ホルムズ海峡は世界の原油とガスエネルギーの20%前後が通過する重要な要衝で、一部の船舶が約200万ドルをイラン側に支払って通過したと報じた。
期間別予測トレンドレポート


イラン国営放送IRIBが報道
委員会通過、本会議通過見込み

イラン議会がホルムズ海峡を通過する船舶に通行料を課す計画を推進していると、イラン・イスラム共和国放送(IRIB)が30日(現地時間)報じた。
イラン国営放送IRIBによると、イラン議会の国防・安全保障・外交委員会は同日、ホルムズ海峡を通過する船舶に通行料を課す法案を承認した。IRIBは今回の措置について、当該水路におけるイランの「主権的役割」とイラン軍の役割を強化することを目的としていると伝えた。ロシアのタス通信は、本会議での可決が「近く」予定されていると付け加えた。
法案は、海峡を通過する海上交通に対する監視・統制の強化を規定しており、航行の安全および海上航路の保護に関する条項に加え、通過するすべての船舶がイラン・リヤルで通行料を納付することを義務付ける財政規定も含まれている。
法案には、米国およびイスラエルに登録された船舶の通過を禁じる内容も含まれているとされる。AFP通信は、海峡の対岸に位置するオマーンとの協力案も計画に盛り込まれていると伝えた。イランに制裁を科す他国の船舶の通航を禁じる内容も含まれているという。
ホルムズ海峡は、世界の原油とガスエネルギーの約20%が通過する重要な要衝だ。ただ、イラン戦争の勃発後、この海峡を通過する船舶の運航回数は約95%急減した状態だ。これに先立ち、フィナンシャル・タイムズ(FT)などは、一部の船舶が約200万ドル(約30億ウォン)をイラン側に支払い、通過したと報じた。
ホルムズ海峡は国際海峡である。UNCLOS(国連海洋法条約)は国際海峡の通過通航権を保障し、通行料の賦課を禁じている。しかしイランは、1982年に署名したものの批准していないことを根拠に、同条約に拘束されないと主張している。
ワシントン=イ・サンウン特派員 selee@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.





