概要
- BITはアルトコインの買いモメンタムが弱まるなか、現物取引高の減少が上昇力低下の主因だと明らかにした。
- 資料によると、暗号資産の現物取引高は2024年12月と比べて、2025年10月と直近30日ベースで大幅に減少した。
- BITは、持続的なアルトコインラリーには意味のある取引高の回復が必要で、現状では市場全体の上昇基調の再開余地は限られると分析した。
期間別予測トレンドレポート



アルトコイン市場で買いの勢いが弱まっている。現物取引高の減少が上昇力低下の主因として浮上した。流動性の縮小が続けば、市場全体に広がる反発の余地も限られそうだ。
7日、暗号資産リサーチ会社BIT(旧マトリックスポート)はX(旧ツイッター)への投稿で、アルトコインの買いモメンタムが取引高の減少とともに弱まっていると明らかにした。
資料によると、暗号資産の現物取引高は2024年12月の日次平均410億ドルから、2025年10月には266億ドルに減少した。直近30日ベースでは約80億ドルまで縮小した。市場参加者の減少とリスク選好の後退を映した動きといえる。
現物取引高は、アルトコインの値動きに先行する重要指標とされる。資金流入と投資家心理を同時に反映するためだ。取引高が細ると価格の動きは鈍り、市場全体の上昇実感も乏しくなりやすい。
BITは、足元の取引高縮小がアルトコイン全般の弱い地合いと鈍い値動き、投資家心理の悪化を説明する要因だと分析した。
そのうえで、持続的なアルトコインラリーには意味のある取引高の回復が必要だと指摘した。明確な材料がないまま市場全体の上昇基調が再開する可能性は限られるとした。
取引高が市場全体ではなく、一部銘柄に集中する傾向も出ている。資金が特定トークンに偏る一方、市場全体でみた投資機会の幅はむしろ狭まっていることを示している。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





