ステーブルコイン取引高、2035年に719兆ドル ビザ・マスターカード級に

出典
JOON HYOUNG LEE

概要

  • チェイナリシスは、2035年の年間ステーブルコイン取引高が719兆ドルに達し、マクロ経済の追い風を織り込めば1500兆ドル近くに達する可能性があると明らかにした。
  • チェイナリシスは、2031年から2039年にかけてステーブルコイン決済規模ビザマスターカードのオフチェーン取引高に匹敵し、既存の決済網に直接的な競争圧力を及ぼし得ると説明した。
  • チェイナリシスは、2028年から2048年にかけての100兆ドルの資産移転により、2035年までに年間ステーブルコイン取引高が508兆ドル増加し、暗号資産全般の採用拡大を促す可能性が高いと分析した。

期間別予測トレンドレポート

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年間ステーブルコイン取引高の予測値。写真:チェイナリシス(Chainalysis)
年間ステーブルコイン取引高の予測値。写真:チェイナリシス(Chainalysis)

ステーブルコインの取引高が2035年に719兆ドルに達するとの試算が明らかになった。

ブロックチェーン分析会社チェイナリシス(Chainalysis)は4月8日公表の報告書で、ステーブルコインの取引高は自然成長だけでも2035年に719兆ドルに達する見通しを示した。マクロ経済の追い風も加われば、1500兆ドル近くに膨らむ可能性があるとしている。

同社は、ステーブルコイン決済の規模が2031年から2039年にかけて、ビザとマスターカードのオフチェーン取引高に匹敵する水準に達すると分析した。既存の決済網に直接的な競争圧力を及ぼし得ることを意味するという。

同社が注目したのは人口構成の変化だ。2028年から2048年までの約20年間で、100兆ドル規模の資産がベビーブーム世代からミレニアル世代とZ世代に移ると見込んだ。

チェイナリシスは、ミレニアル世代とZ世代は暗号資産を基本的な金融ツールとして使う可能性が高い世代だと指摘した。世代交代に伴う資産移転だけでも、2035年までに年間のステーブルコイン取引高を508兆ドル押し上げる可能性があると分析した。こうした流れはステーブルコインにとどまらず、暗号資産全般の採用拡大も促す可能性が高いと付け加えた。

JOON HYOUNG LEE

JOON HYOUNG LEE

gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
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