概要
- 米国とイランの水面下交渉は続いており、合意に向けた進展も続いていると明らかになった。
- トランプ政権は第2回の対面協議と停戦延長の可能性を検討し、迅速な対応に備えている。
- 米国は核問題とホルムズ海峡の開放に重点を置き、イランは包括合意を求めていたため、議題の範囲を巡る認識の違いがあった。
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第1回の停戦協議が決裂し、米国がホルムズ海峡の逆封鎖を宣言した後も、米国とイランは水面下の交渉を続けている。ロイター通信やCNNなどが6月13日に報じた。

ロイター通信やCNNは6月13日、米政府当局者や交渉事情に詳しい複数の関係者の話として、米・イランの対話のカードはなお生きていると伝えた。米政府当局者は「双方の対話は続いており、合意に向けた進展も続いている」と明らかにした。トランプ大統領も同日、イラン側から先に連絡があったとし、「合意を切実に望んでいる」と語った。
第2回の対面協議に向けた準備も具体化している。関係者の一人によると、トランプ政権は6月21日の2週間の停戦期限が切れる前に2回目の会談が実現する事態に備え、日程と開催地の調整を進めている。候補地にはイスラマバードとスイス・ジュネーブが挙がっている。この関係者は、情勢がその方向に進めば直ちに動けるよう準備しなければならないと話した。ブルームバーグも同様の協議が進んでいると報じた。
仲介ルートも動いている。中東駐在の外交官は、バンス副大統領がイスラマバードを離れた後も米国と仲介役の間で接触が続いており、パキスタンがメッセージの橋渡し役を担っていると明らかにした。トルコも仲介に関与している。パキスタンのシャハバズ・シャリフ首相は「問題解決のために全力を尽くしている」と強調した。
CNNは交渉に詳しい関係者の話として、トランプ政権は外交的な決着の可能性を完全には捨てておらず、情勢次第では停戦期限そのものが延長される可能性があると伝えた。第1回協議が決裂した背景には、議題の範囲を巡る認識の違いもあった。ロイター通信によると、米国は核問題とホルムズ海峡の開放に重点を置いた一方、イランはより広い範囲を対象とする包括合意を求めていた。
ホン・ミンソン 韓経ドットコム記者 mshong@hankyung.com

Korea Economic Daily
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