概要
- アマゾンがアンソロピックに最大250億ドル投資し、最大5GWの計算資源を供給すると約束し、世界のAIインフラ同盟が強化されたと伝えた。
- アンソロピックは今後10年間、アマゾンのAWSを1000億ドル超利用する。これにより、アマゾンはクラウド事業の競争力を高め、自社AI半導体トレーニアムの需要も拡大できると報じた。
- アンソロピックは今回の契約を通じて、次世代クロードの開発と大規模な計算資源の確保を進める。AIモデル需要の急増に伴うボトルネックの解消につながると伝えた。
期間別予測トレンドレポート


アマゾン(Amazon)がアンソロピック(Anthropic)に最大250億ドルを投資し、アンソロピックはアマゾンから1000億ドル超のクラウドサービスを購入する。世界のAI市場では、単なる出資を超え、売上高を相互に支えるインフラ同盟への発展が進んでいる。

4月20日付のウォール・ストリート・ジャーナルによると、アマゾンはアンソロピックに50億ドルを追加投資する。今後の商業面の成果次第で、投資総額は250億ドルまで膨らむ可能性がある。アマゾンは2023年にアンソロピックへ40億ドルを投資している。
今回の契約の柱は、大規模な計算資源の融通だ。アンソロピックは今後10年間、アマゾンのクラウドサービスであるAWSを1000億ドル超利用することを約束した。これに対し、アマゾンは最大5ギガワット(GW)の計算能力を供給する。このうち約20%は年内に提供される予定だ。
アマゾンにとっては、クラウド事業の競争力を一段と高める契機となる。AWSで高性能AIモデルを安定的に確保できるうえ、自社開発のAI半導体「トレーニアム(Trainium)」の大型需要先も確保できるためだ。
アンソロピックも大規模な計算資源を確保し、次世代「クロード(Claude)」の開発を加速できる。足元ではAIモデル需要の急増でサービス遅延や性能低下が起きており、今回の契約でこうしたボトルネックの解消が見込まれる。アンソロピックは4月上旬、グーグル(Google)とブロードコム(Broadcom)との提携も拡大し、テンソル処理装置(TPU)の追加容量を確保した。
アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は声明で「急増するAIモデル需要に対応できるインフラを構築しなければならない」と述べた。
ラ・ヒョンジン記者 raraland@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.





