概要
- スペースXが人工知能(AI)コーディングのスタートアップ カーサー を 600億ドル で買収することを決めたと報じられた。
- 早ければ6月に予定するスペースXの 新規株式公開(IPO) を前に結んだ今回の契約では、買収が不成立となった場合、100億ドル の違約金支払いと 戦略的提携 の義務が生じるという。
- スペースXはカーサーの買収を通じて 大規模AIモデル 開発向けの 計算能力 を高める。カーサーはスペースXの 計算資源 を活用し、AIモデル 「コンポーザー」 の高度化を進める計画だ。

イーロン・マスク氏が率いる航空宇宙企業のスペースXが、人工知能(AI)コーディングのスタートアップ、カーサーを600億ドルで買収することを決めたと、ブルームバーグ通信などが4月21日に報じた。
報道によると、スペースXはカーサーの親会社アニースフィアとの合意を終えた。早ければ6月にも予定するスペースXの新規株式公開(IPO)を前にした契約として、市場の注目を集めている。買収が不成立となった場合、スペースXはアニースフィアに100億ドルを支払い、戦略的提携を結ぶ義務を負う。英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、スペースXがカーサーを傘下に収められなければ、歴史上最大規模の違約金を支払うことになると伝えた。
カーサーは2022年に米シリコンバレーで設立された。AIによるコード作成の自動化ソフトウエアを開発している。これまでに30億ドル超を調達した。今回の契約は、AIコーディング能力で競合のオープンAIやアンソロピックに後れを取っているとのスペースXの自己評価を踏まえて決まった。スペースXは最近、xAIを合併し、カーサーからプログラマー2人を採用した。カーサーを買収し、大規模AIモデルの開発向け計算能力を高める考えだ。カーサーはスペースXの計算資源を活用し、自社AIモデル「コンポーザー」の高度化を進める計画だ。
イ・ミア記者 mia@hankyung.com

Korea Economic Daily
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