概要
- アッバス・アラグチ・イラン外相は、オマーン訪問後にパキスタンへ戻り、停戦協議の交渉団に再合流する予定だ。
- 米国が交渉の意思を維持し、パキスタンが仲介役を続けているため、協議再開の可能性が残っている。
- 米国は交渉チャネルを維持しており、ジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ特使の派遣に加え、J・D・バンス副大統領の合流可能性も取り沙汰されている。
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米国との停戦協議を主導するアッバス・アラグチ・イラン外相が、オマーン訪問後にパキスタンに戻り、交渉団に再合流する見通しだ。週末の協議はいったん見送られたものの、再開の可能性は残っている。
4月26日、イラン国営IRNA通信によると、アラグチ外相はオマーンでの日程を終えた後、パキスタンの首都イスラマバードに戻って代表団に合流する。当初の日程はパキスタン、オマーン、ロシアの順だったが、オマーン訪問後に再びパキスタンへ戻る形に変更された。
代表団の運営も流動的だ。一部の交渉団は停戦条件を協議するためテヘランに戻った後、4月26日夜に再びイスラマバードで合流する予定という。
停戦協議への期待は一時高まっていた。アラグチ外相は4月24日にパキスタンを訪れ、軍部の中枢と接触した。これを受け、4月27日に2回目の停戦協議が開かれる可能性が取り沙汰された。だが、外相が要求案を伝えた直後にオマーンへ移動し、米国も交渉団の派遣を取りやめたため、週末の協議は事実上なくなった。
それでも交渉の火種は消えていない。ドナルド・トランプ米大統領は「対話を望むならいつでも可能だ」と述べた。交渉団派遣の取り消し直後には「より良い新たな提案を受け取った」とも語り、イラン側から提案があった可能性をにじませた。
アラグチ外相がパキスタンに戻る目的は、現時点で公式には確認されていない。ただ、米国が協議継続に前向きな姿勢を保ち、パキスタンも仲介役を担い続けていることを踏まえると、協議再開の余地はなおある。
米国も交渉ルートを閉ざしていない。ジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ特使の派遣が検討されており、協議が進展すればJ・D・バンス副大統領が加わる可能性も取り沙汰されている。
イ・ソンニョル 韓経ドットコム記者 yisr0203@hankyung.com

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