「オルトマンは詐欺師」と非難のマスク氏、OpenAI訴訟の大半取り下げ 争点は2件に

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Korea Economic Daily

概要

  • イーロン・マスク氏がサム・オルトマン氏との大型訴訟で、計26件の主張のうち 不当利得慈善信託違反 の2件だけを残し、残りを取り下げたと報じられた。
  • マスク氏は、OpenAIが非営利から営利企業に転換する過程で マイクロソフト の支援を受け、非営利の約束 を破って 不当利得 を得たとの立場を示した。
  • マスク氏は最大 1340億ドルの損害賠償 を請求しており、勝訴した場合はこれを OpenAI慈善財団 に引き渡す考えを明らかにした。
写真:Shutterstock
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イーロン・マスク氏が、サム・オルトマン氏率いるOpenAIとの大型訴訟を4月27日に控え、請求の大半を取り下げた。勝訴した場合には、OpenAIを慈善財団に引き渡す考えも示している。

ブルームバーグ通信とロイター通信が4月25日に伝えたところによると、マスク氏は計26件の主張のうち、不当利得と慈善信託違反の2件を除いて撤回する。マスク氏はこれまで、オルトマン氏がグーグルのDeepMindに対抗し、人類の利益に資するオープンソースのAI技術を開発すると説明して自身をだましたと主張してきた。

マスク氏はSNSでも、オルトマン氏を「詐欺師」と繰り返し非難してきた。ただ、今回の見直しでは、オルトマン氏とグレッグ・ブロックマンOpenAI社長を相手取った詐欺関連の主張も取り下げる。

マスク氏は、OpenAIが非営利団体として設立されたにもかかわらず、マイクロソフトの支援を受けて営利企業に転換した点を問題視している。とりわけ、2015年の創業時に自身が初期資金として3800万ドルを拠出したのに、OpenAIが非営利の約束を破って営利を追求し、不当な利益を得たとの立場だ。

マスク氏は勝訴した場合、OpenAIを慈善財団に引き渡す考えも明らかにした。請求額は最大1340億ドルで、勝訴して賠償金を受け取ればOpenAI慈善財団に渡すとしている。

マスク氏はオルトマン氏とブロックマン氏の解任も求めた。これに対し、オルトマン氏やブロックマン氏、マイクロソフトは、マスク氏の主張は根拠のない嫌がらせだと反発している。マスク氏とオルトマン氏は、かつてOpenAIをともに率いた間柄だったが、2018年にマスク氏が同社を離れて以降、関係がこじれた。

情報通信業界の大物2人が争う今回の訴訟は2024年に提起された。4月27日にカリフォルニア州オークランドの連邦地裁で陪審員を選び、翌4月28日に冒頭陳述が始まる予定だ。

パク・スビン 韓経ドットコム記者 waterbean@hankyung.com

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