概要
- イーサリアムは、2400ドルと2350ドルの100日EMAで繰り返し上値を抑えられ、短期的な下落圧力が強まっていると分析された。
- 短期の重要な支持線は2150ドルで、割り込めば25億ドル規模のロングポジション清算とともに、2050~1900ドルまで一段安となる可能性があると伝えた。
- ETH/BTC比率の0.032BTC割れ、イーサリアム未決済建玉の25億8000万ドルへの減少、ファンディングレートの-0.013%%などから、デリバティブ市場でもショートポジション優位の弱気シグナルが出ているとした。
期間別予測トレンドレポート



イーサリアム(ETH)は主要な抵抗線を突破できず、短期的な下押し圧力が強まっている。
コインテレグラフが4月27日に報じたところによると、イーサリアムは2400ドル近辺で4回にわたって上値を抑えられ、約3.4%下落して2287ドル前後まで押し戻された。足元では100日移動平均線を下回って推移しており、上昇を試す動きも限られている。
直近の値動きは、テクニカル面で「トリプルトップ」を形成したとみられている。2400ドル帯では売り圧力が繰り返し確認され、上値の重い構図となっている。100日指数平滑移動平均線(EMA)が位置する2350ドル近辺も主要な抵抗線として機能している。
短期の重要な支持線は2150ドルとされる。この水準は過去に抵抗線だっただけに、支持線へ転換できるかが重要な分岐点となる。ただ、この水準の下には約25億ドル規模のロングポジションの清算が集中している。割り込めば、2050~1900ドル帯まで下げが広がる可能性がある。
MNキャピタル(MN Capital)の創業者ミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は、イーサリアムの対ビットコインでの弱さを指摘した。同氏は「ETH/BTC比率は0.032BTCを下回り、重要な支持線を割り込んだ。短期移動平均線も下回っており、相対的な強さが弱まっている」と分析した。上位時間軸でみた次の支持帯として0.026BTC近辺を挙げた。
デリバティブ市場でも弱気シグナルが出ている。バイナンス基準のイーサリアム未決済建玉(OI)は25億8000万ドルに減少し、足元ではレバレッジをかけたポジションの縮小が進んでいることを示した。資金調達率(ファンディングレート)もマイナス0.013%まで低下し、ショートポジション優位の地合いが続いている。
クリプトクアント寄稿者のアムル・タハ氏は、現在の市場構造を「ショートポジション優位のなかで低レバレッジの局面」と診断した。価格が現水準を維持すれば、ポジショニングの不均衡が解消に向かい、短期的な反発が起こり得るとみている。
市場では2150ドル帯が当面の重要な分岐点になるとみている。この支持線を守れば反発の可能性が開く一方、割り込めば下方向の変動性が高まる見通しだ。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





