ビザ、AI決済支援「Visa Agentic Ready」始動 韓国6社が参加
概要
- ビザはアジア太平洋地域で、AIに基づく決済エコシステムを支援するプログラム「ビザ・エージェンティック・レディ」を正式に始動したと発表した。
- 韓国では、KB国民カード、サムスンカード、新韓カード、カカオバンク、ハナカード、現代カードの6社がパートナーとして参加する。
- 同プログラムは、トークン化、本人認証、リスク管理を活用し、「エージェンティック・コマース」の実装とビザ・インテリジェント・コマース戦略を支える基盤となる。

ビザは4月30日、アジア太平洋地域で人工知能(AI)に基づく決済エコシステムを支援するプログラム「ビザ・エージェンティック・レディ(Visa Agentic Ready)」を正式に始動したと発表した。
新プログラムは、AIエージェントが消費者に代わって決済を開始し、完了する「エージェンティック・コマース」時代を見据えて設計した。
立ち上げ初期は、カード発行会社の技術対応力の引き上げに重点を置く。発行会社は実運用に近い統制された環境で、AIエージェント主導の取引を直接テストして検証する。これにより、新たな決済プロセスを体系的に理解し、自社のセキュリティーやインフラの水準も点検できるようにする。
新たな決済エコシステムの構築に向け、韓国の主要カード会社やインターネット専業銀行も加わった。韓国ではKB国民カード、サムスンカード、新韓カード、カカオバンク、ハナカード、現代カードの6社がパートナーとして参加する。ビザは4月30日、2026年内に提携先を継続的に拡大する方針も示した。
「ビザ・エージェンティック・レディ」では、ビザの中核ネットワーク機能であるトークン化、本人認証、リスク管理を活用する。消費者の確かな統制権を確保しながら、AIエージェントが円滑かつ安全に取引を代行できる環境の整備を目指す。ビザのAIコマースソリューション群「ビザ・インテリジェント・コマース」戦略の一環でもある。
ビザ・コリアのパトリック・ストーリー社長は、韓国を含むアジア太平洋地域について「デジタル決済技術が高度に発達しており、エージェンティック・コマースの実装に最適な環境だ」と語った。そのうえで、今回のプログラムは発行会社がエージェントベースの決済を先行して学び、備えるのを支援する取り組みであり、「業界が信頼を土台にイノベーションを続けるうえで重要な基盤になる」と強調した。

Doohyun Hwang
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