概要
- イーサリアム財団は、財政引き締めの局面でも中核プロトコル開発人材を拡充するため、EPF7の参加者募集を始めたと明らかにした。
- 今回のEPF7は規模を縮小する一方、開発者がプロジェクトにより密接に関わる設計とし、より実質的な成果創出を促す戦略だと伝えた。
- イーサリアム財団は、一部のETH保有量を売却して財務運営の効率化を進める一方、暗号学・ゼロ知識証明・レイヤー2など中核開発分野への支援は維持していると説明した。
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イーサリアム財団が、財政引き締めの局面でも中核プロトコル開発人材の拡充に乗り出した。
クリプトポリタンは4月30日、イーサリアム財団が7期目となるイーサリアム・プロトコル・フェローシップ(EPF7)の参加者募集を始めたと報じた。応募は5月13日まで受け付け、プログラムは6月から11月まで約6カ月間実施する。
EPF7は、新たな開発者をイーサリアムの中核プロトコル開発に参加させるためのプログラムだ。選ばれた参加者には、現役のコア開発者によるメンタリングに加え、毎月の活動支援金を支給する。
今回は従来より規模を縮小する一方、参加の深さを高める形で運営する。イーサリアム財団は、参加人数を減らす代わりに開発者が各プロジェクトにより密接に関わるよう設計した。より実質的な貢献と成果の創出を促す狙いだ。
共同創業者のビタリック・ブテリン氏は1月、財団が緩やかな引き締め局面に入ったと明らかにしていた。当時の保有量は約17万2000ETHで、年間支出が最大1億ドルに達する点を巡って批判も出ていた。
現在の保有量は約9万2500ETHまで減った。最近は一部を売却し、財務運営の効率化を進めている。
一方で、財団は中核開発分野への支援を維持している。2026年1〜3月期の資金配分報告書によると、暗号学、ゼロ知識証明、セキュリティーツール、プロトコル研究など主要分野への支援を続けた。
具体的には、EthereumJSのTypeScriptスタックの保守、ライトハウス・クライアントの開発、レイヤー2分析プラットフォーム「L2BEAT」の運営、メインネットの10倍規模の状態を試験する性能ベンチマーク事業などが含まれる。

YM Lee
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